参院選の結果を各国はどう受け止めたか?
アメリカ、中国、韓国、イギリス、どの国も石破総理に退陣されると困る=自国の国益にマイナスになると考えています。
トランプは早く日本と関税協定を結びたいのです。日本側の事情を知って参院選が終わるのを待っていたのです。だから赤沢大臣が投開票日の翌日、アポなしで出発したのです。
イギリスの分析がさすが鋭い
※https://www.youtube.com/watch?v=V6cQoIAEax4

BBC;原因分析①物価高②自民党の一連のスキャンダル。スキャンダルは「安倍派の裏金問題」です。
安倍派5人衆の内、3人も選挙に受かって2人は復党(萩生田、西村)までしています。
参院清風会(安倍派)は半分は落選させたけど未だ残っている。「安倍晋三の負の遺産」が最大の理由です。
物価高はトランプ関税との絡み
物価高は円安による輸入インフレです。対応策としては日銀の政策金利の引き上げしかありません。
しかしそれをやると円高になるので自動車などの輸出企業にダメージになる。
従って植田総裁はトランプ関税の決着が着いてから政策金利を引上げたいのです。これも石破総理の責任ではないです。
今の日本人の全ての不幸の根源は安倍晋三にある
その後始末を岸田、石破2代の総理は貧乏くじを引いた様に「敗戦革命」で自分が泥を被り世間から責任転嫁されながら回復しようと苦労しています。
私は一国民として石破総理を応援します。理由は彼が総理の方が自分や家族が長い目で見て幸福になれると思うからです。
石破総理を待つ関門

彼は使命感で総理をやっているから続投するにはどんなにボコられても耐え先ずは日米関税協定を結ぶことです。
本日続投宣言したから「おろし」が起きなければ野党と連立組替を模索するしかない。
組むなら立民がベストで維新はセカンドベストで国民民主はダメ。参政は論外です。
石破総理を待つ関門②
自民党の国会議員の1/3以上の署名で両院議員総会の開催を要求できます。開催すれば多数決で総裁の退陣を要求できる。
しかし私はその核になる度胸の有る議員は少ないと思う。言い出すとしたら麻生太郎。
しかし開催しても退陣に追い込めなければ執行部から報復を受けるだけです。
石破総理を待つ関門③
仮に退陣に追込めたとしても次は総裁選がある。フルスペックで最低一か月以上はかかる。大きな政治空白です。
仮に①高市早苗②小泉進次郎③小林鷹之に決まっても衆院で首班指名がある。野党第一党の立憲民主党に好かれていなければ首班指名されず野党が結集すれば政権交代です。
麻生太郎にすれば高市が一番担ぎやすいでしょうが、立民や維新の野田、枝野、前原は1996年まで野党時代の高市と一緒に仕事していて性格をよく知っているから受け入れないでしょう。
高市は還暦過ぎても「組織」と言うものが分かっていないからどこに移っても嫌われます。小泉、小林の若造は論外です。
昨年の衆院選以降,少数与党の衆院運営は、石破ー野田&前原、森山ー安住の強い信頼関係で奇跡的に可能になりました。
自民党が今後も与党で居たいのなら石破総理しかないです。麻生太郎の知能では理解できないでしょうね。
麻生が怒っているのは従弟の武見敬三と麻生派の共同オーナーの山東昭子が落選したと言う「私情」にすぎません。
野田佳彦は本気で内閣不信任案を出す気はない
野田が内閣不信任案を提出しなかったのは「条件付き」で石破総理の間だけです。
何故なら野田、枝野、維新の前原に外交の経験が無いからです。民主党政権は基本的に「反米親中政権」でした。
しかし総理が石破さんから代われば割り切って不信任案を提出するでしょう。
野党にとっても国民にとっても石破政権の方が内政、外交ともに良い国会論議と法案の成立が可能なのです。
昨日の開票中のTV中継で辻元清美が「大連立は有り得ない」と言っていました。
今まで通り政策ごとに合意形成すればよいのです。私は辻元の言う夫婦選択的別姓はNGですが企業団体献金の禁止は自公与党も妥協点を見出せると思っています。