この記事は8月13日にXに連続投稿した者をブログに纏めたものです。
8月13日政局の現在地;私はこう見る
「石破総理任期一杯続投」の流れが出来つつある
※https://www.youtube.com/watch?v=I4lLq9y2BDg

恐らく石破総理が自分の出処進退を明らかにするのは自民党総裁任期が迫った再来年の2027年8月の終戦記念日後ぐらいだろう。
お盆過ぎ辺りに次の総裁選に出馬して再選を目指すのかそれとも一期三年で身を引くのか明らかにすると私は見ています。
JNNの世論調査によると

RDD方式(Random Digit Dialing)とはコンピュータが無作為に作った大量の電話番号にアルバイトの人がランダムに電話をかけまくり世論調査を行う事です。
標本(サンプル)が千個以上集まれば統計学的に「日本の縮図」を表わしていると考えるそうです。
石破内閣支持率急上昇

今回の調査は参院選後、「石破おろし」が世間を騒がせた後の調査だそうです。それなのに4ポイントも上がっていますね。
不支持もほぼ同数下がっています。凄いですね。
逆に自民党の支持率は最悪レベルに急落

長期低落トレンドで支持率20・4%と言うのは自民党が衆院選で大敗して民主党に政権を明け渡した麻生政権末期の20・8%より低いそうです。
画像は2009年の衆議院選挙で解党的大敗と政権交代のショックで呆然とする麻生太郎(当時首相)この時の自民党支持率が20・8%

じゃあ誰が悪いのか?石破総理か古い自民党か?

「自民党に期待できない」が46%で石破政権に期待できないはたったの20%です。石破総理の責任では無く「古い自民党」が悪いのです。
悪いのは故安倍晋三と麻生太郎が支配する「古い自民党」
「古い自民党」とは憲政史上最長「最悪」政権だった安倍政権の事でそれを支えた旧安倍派と長老の麻生太郎の事です。
オールジャパンで続投支持の声が上がる石破総理

自民党支持層の65%が続投支持、辞任要求はたったの28%。最大野党、立憲の支持層も同じです。まさにオールジャパンです。
自民党70年の法則も「石破続投支持」

有名な「青木の法則」です。50を割ると危険水域ですがまだ余裕で60近くあります。
むしろどんどん下がる自民党支持率が石破総理の足を引っ張っているのです(怒)
石破総理はなんと次の総理も上位にランクイン

堂々の三位ですね。昨年は退陣表明した後の岸田前総理が6位にランクインしていました。
ベストな生き残り策は?
連立の枠組みの拡大

政治アナリストの後藤謙次さんが「連立の枠組みの拡大」を指摘しています。「大正論」で私も賛成で特に立民との大連立がベストなのですが・・・
立民との大連立は「実務的に」難しい
なぜなら与野党の二大政党、しかも大政党同士の連立は「選挙区の調整」は「実務上」ほぼ不可能だからです。
立民は政権奪還を狙った岸田政権成立後の2021年の衆院選では「共産党との共闘体制」を敷きました。
これも自公連立の様な「選挙区調整」ですが、立民に対して共産党が少数政党だから可能だったわけです。
選挙の度に自民と立民の候補が熾烈な一騎打ちを繰り広げる選挙区は全国に非常に多いです。
公明党は現在の小選挙区制の下での少数政党だから連立が可能で「選挙区は自民、比例は公明党と書いて下さい」のコピーで棲み分けが可能なのです。
参院選前の「実質的な大連立」を続ければよい

自民党が政策で立民に譲れるところは譲る、その代わり野田代表は内閣不信任案は提出しない。
昨秋以来踏襲されているの森山幹事長と安住予算委員長の「密約」(だと個人的には見ている)で続ければよいのです。
つい先日の国会での党首討論の「石破ー野田論戦」で「今後も今まで通りのやり方で行こう」と言うやり取りがありました。水面下で物事は進行しているのです。