石破政権「安定化」のマイルストーンとは?
秋の臨時国会で補正予算(物価高対策)が無事成立すれば政権は安定する

秋の臨時国会で補正予算(物価対策等の法案)を無事成立しさえしたら、既に時期的には来年度予算の編成時期に入っており
石破政権は安定し少なくとも2027年9月の任期一杯までは続くだろうと見ています。
私は「総裁選前倒し」になる可能性は極めて低いと見ています。
維新は自民党との連立後、吸収され消滅するだろう
維新の党勢の衰退は顕著に現れている
大阪では敵なしの維新ですが3年前の参院選と比べると得票数が約26万票の減、無党派層の得票率でもほぼ半減と党勢の衰退が顕著です。
自民との連立に前向きな理由もそこいにあります。かつての新自由クラブの様に近い将来、自民党に吸収され消滅するでしょう。

内閣不信任案は立民しか提出できない事実と重要になる「石破ー野田信頼関係」

国会法衆議院規則、第6章第28条の2にうたってあります。「衆議院議員50人以上の賛同が必要」と。
第28条の2ではなくて3ですね。TBSのフリップが間違っています。
https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_annai.nsf/html/statics/shiryo/dl-rules.htm#6

従ってまとまった政党(野党)として内閣不信任案を衆議院に提出できるのは現状立憲民主党のみとなります。
画像は衆議院の議席構成 Wikipediaより

衆院で所属議員が50名を超えるのは立民だけです。ですから野田佳彦代表が内閣不信任案を提出しないと言えば他の野党単独では提出できず
衆院で内閣不信任案が議決されることは有りません。
先日の党首討論の時の様に石破総理と野田代表が政策毎に協議すると同意した以上、不信任案は提出されません。
自公維連立で衆院は与党が過半数になる
また現状は自公の与党が220議席で野党が240議席ですから38の議席を持つ維新が連立に入れば
与党が「自公維」で258議席、野党が202議席で与党が逆転して過半数になります。
ドイツの公共放送では石破政権の「日米関税合意」を高く評価
※https://www.youtube.com/watch?v=rO8oIyXFgUY

字幕翻訳で御視聴下さい。日米の関税合意を高く評価しそのスキームをEUが参考にしたと解説しています。
ドイツ公共放送の経済解説者のケイト・ファーガソンは「この関税合意で、日本の自動車関税は25%から15%に引き下げられて
イギリスとの合意の様に対米輸出数量に上限設定が設けられなかったので日本車メーカーは耐えられる」と評価しています。

ドイツでは「石破おろし」をクーデターと報道

麻生太郎が仕掛けた読売新聞の「石破退陣の号外」をクーデターだと断言しています。麻生太郎よ恥を知れ(怒)