日本は法治国家だから比較第一党の石破総理が任期一杯政権を担うべき
衆議院、参議院各々で自公で比較第一党であればよく「過半数の議席を取る」義務はありません。
安倍晋三全盛時代の安倍派清和会100人を40人まで減らした石破総理は「国益」に貢献した名宰相と言っても過言では有りません。
国政選挙も後3年は無いのです。
臨時総裁選(前倒し論)は時間的に開催できない
森山幹事長は石破総理の当面の外遊日程が完了したら9月上旬に「参院選の総括」を両院議員総会を開催して行うと言っています。
9月末には自民党三役、幹事長、総務会長、政調会長の任期が切れるので石破総理は再び三役と幹部の人事を行わなくてはなりません。
9月初旬には臨時国会を召集しないと国政が停滞する
物価高対策、給付金か減税か?トランプ関税のダメージを受ける中小企業対策、政治とカネ「企業・団体献金の禁止」、
日米関税戦争は休戦したがトランプ政権は次は防衛予算の増額(2%→3・5%)を要求してくるでしょう。
国会会期150日で足りるかどうか?
党則6条の4;リコール規定が作られた事件

2001年2月に「えひめ丸事件」が起きた時に当時の総理の森喜朗がゴルフコースを回りながらSPから連絡があっても官邸に戻らなかった大事件がありました。
永田町では一緒にコースを回っていたのは暴力団幹部だったと言うのが定説です。だからTVも前年の夏の映像しか使用できなかったのです。
石破総理は森喜朗と一緒にするなと怒っているらしい
一年間弱の森政権は急死した小渕総理が銀行の不良債権問題に打てる対策は全て打った後、一年間の「政治空白」を作って金融危機を悪化させた「最低無能の総理」です。
「森喜朗えひめ丸事件」が契機でできた党則を適用されたら石破総理が本当に気の毒です。
はしゃいでいるのは麻生太郎だけ;麻生派幹部が語る「石破おろし」あきらめムード

麻生派中堅幹部
「逢沢一郎委員長は『参院選の総括が済まないのに総裁選挙の事務的手続きを進めるわけにはいかない』と話しており8月末にまとめられる総括委員会による報告書を待つようです。それから議員や各都道府県連に意見を聞くというのですから退陣要求をしている議員のなかには10月3日の臨時国会までに総裁選をとの主張もある様ですがそんなのは無茶な話です」(筆者注;総裁選総括委員会の報告は9月初旬にずれ込み)
臨時国会は遅くとも10月3日までに開催しなくてはならない
党内に30人はいる入閣待望組は石破続投支持
党内に30人程度はいる初入閣待望組には新総裁よりも初入閣のほうがプライオリティーが高いです。
幹事長になりたい幹部はいくらでもいる
少なくとも先の参院選の大敗で森山幹事長の辞任は不可避(筆者注;私は懐疑的)。後任に、例えば加藤勝信財務相あたりが就くようなら重要閣僚が玉突きで変わることもまた不可避。
(筆者注;加藤勝信は茂木敏充への対抗心から幹事長ポストを受ける可能性は高いと思われる)
「弱気」に成って来た麻生太郎が吞む条件
(麻生太郎も)派閥を率いている以上は派閥議員の内閣入りは麻生さんにとって重要でしょうし麻生さんの義弟の鈴木俊一さんを幹事長にというなら手を打つと思います。鈴木さんなら石破さんも受け入れられるはずです」
野党も高市早苗だけはやはり無理
石破内閣の主要閣僚は安倍内閣では徹底的に冷や飯を食わされた議員が多い。また石破さんが退陣したとして後継内閣が高市さんなら野党から不信任が出て解散総選挙になる可能性がかなり強まる。
今、自公与党が総選挙に突入すれば壊滅的な打撃を受ける。
野党からフルボッコにされるなら石破さんにやってもらおう
少なくとも10月の臨時国会は景気対策や税制、社会保障改革など、会期(150日)一杯延長になるでしょう。
この間、与党は野党の袋叩きにあう訳で『それなら石破さんでも良いんじゃないか』と大半の議員は思っていますよ」(転載ここまで)
森山幹事長、安野貴博チーム未来党首と会談
画像右は安野貴博チーム未来党首

目的は秋の臨時国会に向けての「多数派工作」しかない。それにしても森山幹事長働くな~。御年80歳。「やる気満々」だな。
安野氏が会派入りすれば後2人で参院は過半数に届く。