男と女の四柱推命|ブッキー斬りの柴咲コウを斬る(後)
次に別れた恋人の妻夫木の命式です。
1980年12月13日生まれ
・・・・上 中 下 宿命星 十二運 吉凶星
年柱 庚 申 庚 比肩 比肩 建禄
月柱 戊 子 壬 偏印 食神 死 月徳貴人 隔角(2個)
日柱 庚 申 庚 比肩 建禄
【特記事項】子丑空亡だが、月柱に子があるので、月柱が空亡している。
【総合所見】
①プライドは高いが抑制は効いて、おおらかな性格。
②中年運が弱い。
①については、
比肩が3個ありますが、日柱の十二運が建禄で、十二運は十分強いのでK・Yではない。
②については
特記事項に書いたように、月柱が空亡しているので、中年運は弱く不安定でしょう。
月柱には、食神や月徳貴人と言った吉星がありますが、空亡により、効果が半減してしまいます。
しかし、食神の隣の偏印による偏印倒食の凶意は、空亡によって、消えています。
【破局の原因】
日柱の十二運が同じ=四柱推命心理学の同じグループ者同士のカップルの良さと脆さ(もろさ)の典型
もうお気づきだと思いますが、柴咲も妻夫木も日柱の十二運が建禄で共通しています。
四柱推命心理学で言う所の性格グループでは、【建禄―権威型】です。
この性格型の特徴は、面白いことに、アウトロー性はあっても、生活習慣は根は生真面目で結構几帳面です(笑)
義理堅いところもあります。
何回も警察のお世話になった無頼派俳優のショーケンこと萩原健一この型でした。
彼の性格は、“生真面目なアウトロー”と言われたものです。
アウトロー性の出方は人によって差があります。
解毒されていないむき出しの偏官が2個ある柴咲の方が、偏官がなく鷹揚さの出る食神を持つ妻夫木より、アウトロー性は強いでしょう。
何事も基本に忠実にやるので、ミスが少ないです。
ちょっと頑固で応用力に欠けますが、私が某大手企業の管理職だった頃、部下の女子社員で、仕事上のミスが最も少なかったのが、この【建禄―権威型】の女性社員でした。
権威型と言うネーミングは、何事も基本に忠実にやる性格と、男女ともやや、権威に弱いところから、長谷川博一先生が命名したものです。
かつて、流行った動物占いでは、ライオン、妖怪占いでは、子泣き爺いになってました(笑)
さて、柴咲も妻夫木も同じ【建禄―権威型】です。
【建禄―権威型】に限らず、同じ性格類型だと、価値観や、好悪の判断基準が良く似ているので、出会いの時から、好感が芽生えます。
そして、割と短時間で恋に進みます。
そりゃあそうですよね~
お互いに、好きな事や、嫌なことがぴったり一致するんですから、感性がぴったり合うという奴です。
しかし、このカップルの脆さは、日柱に十二運が同じイコール空亡が同じと言うことです。
運気の良い時は、二人とも良いので、勢いがつきますが、空亡の時は二人とも同時に落ち込んでしまいます。
二人が破局したと言われる、昨年末は子年で二人とも空亡でした。
二人は、「オレンジデイズ」の共演が交際のスタートだと言いますから、
2004年スタートです。
長すぎる春だったのかな?
二人が同時に空亡に入る2008年以前にゴールインしていれば、破局はなかったかもしれません。
宿曜占星術
妻夫木の二十八宿は壁宿です。
男女を問わず、気取りや飾りっ気のない庶民派です。
柴咲とは星が、同じグループに所属する、「業・胎の関係」です。
房宿と壁宿、鬼宿の三星は同じ因縁のグループなのです。
この星のカップルは、この世に生れていつかは巡り合う、言わば“業の深い”カップルです。
恋であっても、生臭い愛欲的な恋愛ではなく、より精神的な結びつきです。
起伏は無くても安定的で淡々とした付き合いとなるでしょう。
それだけに、“長過ぎる春”と空亡が同時にやってくる相性は、危機に対して弱かったのかもしれません。
ちなみに、柴咲の妻夫木の前の彼氏のISSAは、昴宿で、柴咲とは「危・成の関係」ですれ違い縁でした。
現在交際中と言われるTAKUYA∞は生年月日がわからないので、相性は見れませんでした。
以上







