2017年ポスト安部|石破茂 総理の目はない
書籍化しました。
自民党|ポスト安倍|石破茂、
総理の目は無い、有っても短期、転載フリー
皆さんお元気ですか?今日は、「安倍長期政権確定」を立証を裏付けるために、その代表的な政敵である石破茂に、安倍政権を転覆させるだけの力と運が有るかどうか切ってみましょう。
私が、最初にこの男を見たのは、安倍第一次政権の2007年7月、「消えた年金の問題」や閣僚の自殺、スキャンダルで、自民党が、民主党に大敗したときに、自民党本部のある会場で、糾弾会のようなものを開き、この男が、マイクを握って、長い時間、安倍さんを面罵していました。 後は記憶に有るところでは、長野選出の小坂憲次などがいました。番組は確か「TVタックル」だと思います。コメンテータの故三宅久之さんが真っ赤になって「なんだ、これは、石破茂も小坂健司も一度自民党を出て行って戻ってきた連中ではないか(怒)と激怒していました。
安倍さんは椅子に座りにこにこしていましたが、はらわたは煮えくり返っていたでしょう。安倍総理と石破茂の遺恨はこの時に始まったと思います。安倍さんも根にもつ性格ですから。
そして、5年たった2012年、自民党総裁選で再びこの二人はぶつかることになります。全国の党員票で、優位に立つ、石破に対して、現職議員票で逆転した安倍さんが自民党総裁にカムバックし、衆院選に大勝して、第2時安倍政権が誕生しました。
安倍さんの総裁選での勝因は、自民党の中堅以上領袖クラスの人達の石破に対する「不信」と「反感」でしょう。
例えば、普通の民間企業で、「一度その会社を辞めて、ライバル会社に移った男が、やっぱり、前の会社に戻りたい」と懇願しても戻れるでしょうか?常識的に言えば戻しません。一度裏切った男ですからね。
それが、石破の場合は、出戻った上に、大臣までやらせてもらい、次は、総理総裁ですからね。
「図々しすぎやありませんか(怒)」という感じです。
7年間(1993年~2000年)もの空白をもう埋めたつもりなの?
【ビジュアルが大事】;自民党総裁選前には、「たかじんのそこまで行って委員会」で台湾独立の闘志の【金美麗女史】が、ズバッと「石破はサミットに出す顔じゃない」と切り捨てました。
私の考えでは、ブ男でも、人柄から来る愛嬌や、精神の豊かさから来るクリーンさが有れば、今までの日本の総理なら良いと思います。私が、イメージしたのは1980年中の衆参ダブル選挙中に心臓病で急死した大平正芳元総理です。
顔は、美男とは言えないが「笑うと愛嬌がある」考えながら喋るために「あ~う~」とあだ名されました。
しかし、一橋大→大蔵省の知性と自宅に書庫のある読書家で、酒は飲まず敬虔なクリスチャンでした。
穏やかでしたが、盟友の田中角栄の無理難題はぴしゃっと拒絶しました。1980年の衆参ダブル選は、彼の急死を国民が悼み、自民党が圧勝しました。
私は、石破にはかかわりも恨みもありませんが、あの顔が生理的に受け付けないんです。
「ブオトコ」とは違う、【福笑いのような顔】、生まれてくるとき逆子で、母親の産道に散々顔をぶつけてああなったのか?
男は40過ぎたら自分の顔に責任を持てと言いますが、若いころの初出馬の頃は、「田舎の青年代議士」といったまだ見れる顔をしています。
しかし、自民党に復帰してから今に至る顔は、相当人相が悪くなりました。私は、ネットで、彼の画像をずっと見ていると、想像するのは、夜中の飲み屋街の道路に泥酔客が戻した「ゲロ」を連想します。あまり長く見ていられません。
TVにゲストとして出ても、破壊された顔と対照に、内面の気立てのよさからくる愛嬌みたいなものも皆無です。そして、問題は喋り方です。得意の国防問題をしゃべる時のように、声を低めて、諭すようにわざと、訥々と話す。その話し方が「教えてやってんだ」みたいな傲慢さを感じます。
にこっと笑った「作り笑い顔」がきもいです。
★トータル的に言えば、人間的魅力を一切感じないんですよ。
・政治哲学や政策を持っているとは思えない。「国防関係」の著作を多作していますが【オタク】の域を出ない。
・石破の為に命をささげ、彼を総理にするためにすべてを尽くす側近や参謀がいない。
・言動の矛盾、今まで【派閥無用論】を唱え、【無派閥連絡会】を率いていましたが、直近の、内閣改造に合わせて、「総理への欲」だ出たのか自派閥【水月の会】を結成します。
20名を割ると【求心力が落ちる】といって、心ある側近は留めましたが「丁度20人」でした。やっとやりくりしたという感じですね。子分も大した奴がいません。小泉進次郎や野田聖子レベルです。【党内の人望が無い】んですよ。
それでは、彼の命式を見てみましょう。
四柱推命鑑定 命式、石破茂
【総合所見】命式は良いが、勝負運が無い。総理総裁の目は無い。あっても、森喜朗レベルの1年弱程度。
・申と寅が冲「ちゅう」を形成します。色情の争いに暗示です。この冲「ちゅう」の為に月柱の空亡が無くなりました。空亡填実(くうぼうてんじつ)です。
・1個の正官と劫財と正財がパワーラインを形成します。【正官と財星のパワーライン】です。
組織のトップを狙う勢いですが、傷官が正官を傷つけるので、【出世が阻まれる】でしょう。これが彼の政治家人生の本質です。
・天徳貴人と月徳貴人が合体します。天乙貴人に昇格します。
・金輿禄が有るので奥さんの実家は資産家か、美人妻でしょう。
・劫殺が凶星の劫財と並ぶので意地が悪いでしょう。
・孤辰が2個もあるので実際は孤独でしょう。宗教の星華蓋が有ります。彼はクリスチャンです。
・亡神が有るので薄情でしょう。
・【血刃と駅馬の魔のペア】が有るので、不慮の事故で命を落とす恐れがあります。
・羊刃が有るので凄味と殺気が有るでしょう。そういう顔です。
・人生危ない局面を救ってくれる暗禄が有ります。
・寡宿が2個もあります。何かと露骨なふるまいをするでしょう。
・男の色気星の紅艶があります。私は彼に男の色気は無いと思いますけど(笑)
・自分の考えが周囲に受け入れられず孤立する星の隔角が有ります。心身ともに身動きが取れなくなる囚獄が有ります。
・不慮の事故に注意の白虎殺が有ります。
宿曜占星術
彼の二十八宿は胃宿です。
彼の様にごつくいかつい顔が多いです。
それでは、彼の運気を見ていきましょう。
2015年 乙未 偏印
悩み多き年でした。安倍総理と官邸に屈して、【地方創生担当相】=三流ポスト、として、閣内に取り込まれました。
前年の9月、【党内No2の幹事長】として、選挙の采配を取りましたが、勝率は非常に悪かったです。
私の印象では、負けてばかり(笑)総理を目指す男は、幹事長ポストで実績を残して、総理の座に王手をかけるのです。
その幹事長職で結果を出せずに安倍さんに更迭されました。
もうこの段階で、【総理の目は完全に消えました】幹事長を更迭された時点で、【閣外で戦う選択肢】もありましたが、そこまでの度胸は無く、三流ポストで入閣しました。
【政敵の閣内取り込み】首相の常とう手段です。
政敵に閣外=党内で内閣の政策にケチをつけられたり、かき回されないように、大臣ポストを与えて、内閣に取り込む。取り込まれた政敵は、【内閣の一員ですから総理に反抗できません】。
本当に次の総理を狙うなら、入閣は断ります。
福田康夫内閣の成立の時に、総裁選で争った麻生太郎さんは、福田首相の入閣要請を断り、その代わりに自分の子分たちを入閣させ、力をつけさせて、見事1年後の総裁選で総理の椅子を取りました。これが、【権力闘争の常道】です。
2016年 丙申 劫財
疲れ果てる一年でしょう。
丙申の申と命式中の寅が冲「ちゅう」を形成します。縁起の良くない一年でしょう。
2017年 丁酉 比肩
好きなように突っ走る一年でしょう。
2018年 戊戌 傷官
けじめをつけられる厳しい年です。丁度自民党総裁選の年です。安倍さんが続投するか、相手が稲田朋美か麻生元総理になるかは分かりませんが、争った場合は大敗するでしょう。
それでは、彼の大運を見てみましょう。
50歳~60歳
丙申―劫財―沐浴
疲れぬく10年間でしょう。
60歳~70歳
乙未―偏印―冠帯
悩みぬく10年間です。
70歳~80歳
甲午―印綬―建禄
ツケを払わされる10年間です。
≪総括≫
近未来の運気においても、大運でマクロに見ても、【総理・総裁の座が全く見えない石破茂】でした。