書籍化されました
等身大の中曽根康弘
先ず、冒頭ですが
敬愛する 安倍晋三総理
総理在職期間、憲政史上最長記録更新おめでとうございます。
(筆者注)2019年11月20日に首相通算在職日数が「2887日」となり、それまでの桂太郎(2886日)を抜いて記録更新した。
年換算すると、約7.9年ですね。
「悪夢の民主党政権3年間」が終わり、第二次安倍政権発足以来、凡百の元総理のなしえなかった多数の「国家存立に関わる重要政策」を苦労して実現してこられた結果が、自ずと在職日数の最長記録に結び付いたのだと思います。
しかし、総理の「ライフワーク」である「改憲」は緒に着いたばかり、おりしもわが日本国は、建国2700年で初めて「治天の君不在」という「想像を絶する国難」の中にあります。
加えて、現在の自民党内を見渡しても「外交と安全保障を任せられる」という、「総理大臣としての最低限の資質」を満たせる議員はただの一人も見当たりません。
私個人の意見ですが、現行の「日本国憲法」を「破棄」せず、生かしたまま、「改憲すべき条文」だけを順次、国会で審議しながら行うのであれば、9条関連の改憲のみでは、「美しい日本」を我々の子孫に残すことはできません。
現行憲法の三大義務、「義務教育」「勤労の義務」「納税の義務」に加えて「愛国心の保持の義務」を加えてもらいたいです。
日本国憲法19条
第十九条
思想及び良心の自由は、これを侵してはならない。
との兼ね合いが気になるところではありますが、第19条の「思想」の中に、「反日思想」も含めて許容すると、善良な市民にとって「良好な治安」を保証できません。
先月、ホスト国としても世界で称賛のうちに無事終了した2019ラグビーW杯の日本代表主将のリーチ・マイケル選手(帰化済み)の様な「愛国心」を偶然日本で生まれた日本人は「鏡」として見習うべきであります。
日本国憲法第38条(黙秘権)の削除
最近の刑事事件では、刑事被告人と奸智に長けた被告人弁護士により「黙秘権の濫用」が判例で多数見受けられます。
「殺され損」「殺し徳」のまかり通る世の中をなくしてほしいです。
現行日本国憲法は「破棄せず」(本来は破棄して日本人の手で「新憲法」を制定するのが望ましいと思います)改正によって使用し続けるには、あまりにも「瑕疵(かし)」が多すぎます。
従って、安倍総理におかれましては、
➀多くの条文を膨大な手続きと時間をかけて改正し続けるのか
➁現行憲法を一旦破棄して、日本人の手によって、一から「新憲法」を作成するのか
上記2点の「政治的決断」も含めて、私が試算するに、最低現時点の在職日数2887日と同じ総理在職日数が必要となると思われます。
幸いにして、現在未だ65歳と働き盛りです。
後約8年、おやりになっても未だ73歳です。
お爺様の岸信介元総理は83歳まで元気で国会議員をお勤めになりましたので、決して難しいことではないと思います。
今の日本は、初代総理の伊藤博文公の時代の
➀新たな「国造り」の時代(大日本帝国憲法の制定)=今は日本国憲法の改正
日露戦争を勝利に導いた桂太郎首相の時代の
➁「未曽有の国難」の時代=現在は「治天の君不在の時代」
でも有ります。
今後も、自民党総裁「無制限多選」で我々国民の為に「安心して子孫に残せる国家」を再構築してください。
一情報発信者 伏見顕正