書籍化されました。
※韓国|行き詰まる外交と経済(3)からの続きです。
《「日韓鵜飼経済構造」の証明、やはり韓国は「鵜(う)だった》
図8-3 韓国の対日輸入と対世界輸出の対前年比増減率の推移
韓国の対世界輸出と対日輸入の間には強い相関関係が見られました。
★1980年~2010年において両対数式で回帰分析を行うと
「韓国の対世界輸出が1%増加(または減少)すると、対日本輸入が0.76%増加(または減少)する」
と言う結果が得られました。
両対数式とは・・・・WIKIより
両対数グラフ
グラフの両方の軸が対数目盛になっているグラフである。極端に範囲の広いデータを扱える。
大学で習う「統計学」の基礎用語ですが、詳しく解説すると、読者が混乱するのでここまでに留めます。
回帰分析とは・・・・WIKIより
歴史
「回帰」という用語は、英語の「regression」からの翻訳であるが、元々は生物学的現象を表すために19世紀にフランシス・ゴルトンによって造られた。ゴルトンは、背の高い祖先の子孫の身長が必ずしも遺伝せず、平均値に戻っていく、すなわち「後退(=regression)」する傾向があることを発見した。これを「平均への回帰」という。ゴルトンはこの事象を分析するために「線形回帰(linear regression)」を発明した。ゴルトンにとって回帰はこの生物学的意味しか持っていなかったが、のちに統計学の基礎となり、「回帰(regression)」という用語も統計学へ受け継がれたのである。
統計学の「基本分析ツール」ですが、WIKIを探しても、なかなか、イメージしにくい、解説しかないので、私が言葉で解説しますと。
XとYと言う2個の「変数」があります。
このケースですと、
Xは年度ごとの、韓国の「対世界輸出額」のデータの集まり
Yは、年度ごとの韓国の「対日輸入額」のデータの集まり。
です。
この「因果関係が想定される」2個のデータを回帰分析すると
「韓国輸出経済の対日依存度は韓国1に対して0.76と言う関係が見られた」ということです。
具体例で言うと
韓国が、サムスンのスマホを100万円分、日本以外の外国に輸出したら、
サムスンの銀行口座に顧客から入金した100万円のうち、76万円は、口座から「自動引き落とし」で日本の半導体製造技術メーカーの銀行口座に振り替えられるということです。
100万円の「儲けの取り分」は
韓国:日本=24:76≒1:3
★これを「日韓鵜飼経済構造」と呼ばず何と呼ぶのでしょうか。
まだまだ続きます。