野党惨敗・与党圧勝
《そして、「保守親日派」の野党の幹部はほぼ全員落選した(怒)》
黄教安(ファン・ギョンファン)未来統合党党首、惨敗の責任を取って党首を辞任。
黄教安(ファン・ギョンファン)
韓国の政治家、検事、弁護士。
2016年12月9日に朴槿恵大統領に対する弾劾訴追議案が可決されたため、憲法の規定で、大統領権限代行を兼務。
大統領権限代行の兼務期間は憲法裁判所による朴槿恵大統領の罷免決定を受けて前倒しされた大統領選挙で当選した共に民主党の文在寅が就任する2017年5月10日まで続いた。
釜山高検検事長、法務部長官(第63代)、国務総理(首相に相当)、自由韓国党代表、未来統合党代表などを歴任した。
派手さは有りませんが、政治家としては「手堅い実務派」で、韓国の保守派(反文在寅)のネット民から期待されていました。
私も、次の大統領がこの人なら、安倍総理とも「交渉できる」と期待していたのですが。
羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)元院内総務落選。
大韓民国の政治家。現在、自由韓国党院内代表。
ソウル大学校法科大学院卒業→司法試験合格→判事任官
法曹界出身の韓国の政治家としては、バリバリのエリートコースですね。
文在寅も判事になりたかったのですが「民主化学生運動」で逮捕・投獄されていたので、判事にはなれませんでした。
「反北・反文在寅」で「親日」「親米」の典型的な保守派政治家で「美人」だったので、日本のワイドショーでも取り上げられて、人気が有りました。
タイトル 文在寅批判の美しすぎる野党議員・・・元は「親日派報道」も
デイリーNK 高英起
2019年1月25日の記事
韓国最大野党・自由韓国党の羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)院内代表が、文在寅大統領の「対日発言」を厳しく批判。
そのことが日本でも報道されている。
羅氏は14日に開かれた党の非常対策委員会の会合で、「日本はもっと謙虚に」などと発言した文在寅氏の年頭会見について「日本を不必要に刺激したのではないかという話がある」と指摘。
「文在寅政権が、反韓感情が極度に高まっている日本をどうにもならない状況まで追い込むならば、
韓国への経済的な打撃はもちろん、韓米日同盟の弱体化に対する懸念が深まるだろう」との懸念を示した。
女性として初めて同党の院内代表となった羅氏は、韓国で長らく「美人過ぎる議員」として注目を集めてきた人物だ。
その容姿のせいで、政策とは関係ない部分がメディアのネタになってもきた。
(中略)
2011年のソウル市長選では「美人候補」として有力視されながら落選。その際、「年間1億ウォンをエステでのスキンケアに費やしている」
「祖父が大日本帝国巡査の親日派」などの虚偽情報が流布され、一部について発信元の人物に罰金刑が科される騒ぎになった。
「ネガティブキャンペーン」
このように、韓国においての、政治家を含め、著名人に対する「ネガティブキャンペーン」は必ず「あいつは「親日派」だ」
「あいつの祖父は「親日派」だ」がステレオタイプです。
ナ・ギョンオンの場合も「祖父が大日本帝国巡査の親日派」というのも時事地ではなかったのですが、私が、再度強調したいのは
「日本統治時代の朝鮮半島の巡査(国家公務員)」は全て朝鮮人だったという事実です。
朝鮮人ですから、「同胞」に対して、相当暴力的な取り締まりもやったのでしょう。
記録によれば、「昭和天皇の玉音放送」が流れた1945年8月15日には、聞き終わった後、
日頃の恨みからか、「同胞市民」のリンチに遭った朝鮮人巡査も多かったようです。お気の毒です。
何故、広い南北朝鮮半島全体の「巡査」が皆、朝鮮人だったのか。
理由は「三・一独立運動」以降の朝鮮総督府の「文治統治(それ以前の武断統治と反対で穏やかな統治策)」が
朝鮮人に受け入れられて、朝鮮人が「従順」だったからです。
これは、元台湾独立運動家で評論家の黄文雄先生が、公的記録を渉猟して書いてあることなので間違いありません。
対称的に、台湾の巡査は皆日本人でした。
理由は、特に「山地の原住民」が勇猛果敢で気性も荒く、日本人が彼らのプライドを傷つけるようなことがあれば、頻繁に反乱がおきたからでした。
しかし、大東亜戦争では、台湾の原住民を中心にした部隊の「高砂義勇隊」は勇猛果敢で、
特に、南太平洋の日米戦では「ジャングルでの戦い」の苦手な日本兵を助けて、大活躍しました。
ニューギニアのジャングルを裸足で音もなく忍び寄る彼らは米軍最強の海兵隊さえも戦闘を避けたそうです。
戦死した「高砂義勇隊」の兵士は日本人と同様に靖国神社に祭られて、毎年、原住民の子孫で部族の長達が、靖国に参拝に来ています。
高砂義勇隊
太平洋戦争期、台湾原住民により編成された日本軍の部隊。高砂義勇軍とも
概要
フィリピン、ニューギニアなど密林地帯の戦場に投入するために創設された。合計1,800-4,000名の原住民が参加したと考えられている。
大英帝国の征服戦争に「傭兵」として雇われた、勇猛なネパールの「グルカ兵」にたとえられて「大日本帝国のグルカ兵」とも言われました。
話しは、ナ・ギョンオンに戻ります。
エピソード
2019年4月29日、選挙制度改革法案の指定をめぐり、国会会議場の前に横たわって抗議デモを行った。
その際、くまモンの靴下を履いていたために「親日派」との批判を浴びた。これに対し、「随行室長に渡された靴下を履いただけ」と弁明している。
「くまモン」の靴下は御愛嬌でしたが、黄教安の党首辞任、ナ・ギョンオンの落選で、私が知っている限りでは韓国の「保守政界」は、「カリスマ性と集票力」の有る政治家はいなくなった感じがします。