拭いきれない「不正投票疑惑」と「支持率調査操作疑惑」
私も感じていたことですが、「失政」続きで、支持率が急落していた文在寅の与党の共に民主党が、ワンサイドゲームで圧勝したことに韓国の保守派ネット民も「集計時の不正操作」を疑っています。
歴代最高の「期日前投票率」
コロナの関係も有り、期日前投票した有権者が多かったようです。
タイトル 新型コロナで厳戒、韓国総選挙、「史上最多」期日前投票ルポ
徐台教 「ニュー・スタンス編集長」
4月12日の記事
この日の夜、韓国中央選管は「期日前投票に1,174万2,677人が参加し、歴代最高となる26.69%の投票率を記録した」と明かした。
期日前投票率26.6%
26.69%とは、ほぼ三分の一、有権者の三人に一人は期日前投票をしたといってもよいレベルです。
以前、2017年7月の小池百合子が画策した「希望の党」が圧勝した都議会選挙でも、露骨な「不正集計」の痕跡が見られたように、
期日前投票率が高いということは、韓国では現職大統領の政権与党による「不正集計操作」をやりやすいということです。
《露骨な「選挙妨害」と取り締まらない警察(怒)》
DIAMOND ONLINE 武藤正敏元駐韓特命全権大使
2020年4月3日の記事
タイトル 総選挙勝利へバラマキ、妨害なんでもあり
さらに、野党の選挙運動の妨害疑惑まで浮上している。
文政権派であり、新北朝鮮団体である大学生進歩連合(大進連)は最大野党・未来韓国党の候補者らの選挙運動を組織的に妨害しているという。
彼らは未来統合党の候補者の遊説現場で、「親日候補」「積弊剔抉(てっけつ)」「新天地とどういう関係か」といった
根拠のない誹謗プラカードを持って候補者を取り囲み、大声を上げた。
未来統合党の呉世勲(オ・セフン)前ソウル市長、羅卿源(ナ・ギョンウォン)前院内代表、黄教安(ファン・ギョアン)代表らは妨害で通常の選挙運動ができない状況となっている。
選挙管理委員会はこうした妨害行為は違法としているが、警察は傍観している。
野党候補が選挙妨害行為をやめるよう数十回にわたり要請したにもかかわらず、その場にいた十数人の警察官は全く動かなかったという。
警察はつい先日も、地下鉄の駅で大統領を批判する内容のビラを配った女性が身分証提示の要求に応じなかったとして、この女性を床に倒して手錠をかけたという騒動もあった。選挙前のこうした与党を利するような行動は、警察が政権と一体となっていると疑われてもやむを得ないであろう。
《文在寅は後世「売国奴」として「韓国の小泉チョン一郎」と呼ばれるだろう》
武藤大使の記事を見て、私は強烈なデジャブ(既視感)に襲われました。
15年前の2005年9月の、小泉チョン一郎による「郵政解散」と「異常な圧勝」です。
あの時は、「郵政公社」を自民党を2分してまで「民営化」するために、選挙期間中は、全国の警察による「郵政公社職員とその関係者」に対する圧力が半端なかったです。
小泉チョン一郎の秘書官だった警察官僚の小野次郎は、郵政解散と同時に、5年務めた内閣総理大臣秘書を辞任して、選挙に出て当選しました。
当時総理だった小泉でも、やれたんだから、大統領制の韓国なら、たやすいことでしょう。
文在寅と朴正煕
この選挙の結果は、西側先進国に所属する韓国としては、同盟国のアメリカ、政治経済に密接な関係がある日本にとっては、きわめて不都合なものになりました。
逆に、窮地にある習近平にとっては悪くない結果かもしれません。
ただ、文在寅が唯一の友人として頼った、北朝鮮の金正恩については、22日の報道で、重体という説が流れています。
今回の選挙の結果に対して、日本政府やアメリカのトランプ政権は、不快感を隠そうとしていません。
かって、アメリカの静止を振り切って核開発に走った、朴正煕大統領が、大統領補佐官であった金載圭に射殺され殺害されました。
このとき、「閣下、私の背後にはアメリカがあります」と言って引き金を引いたそうです。
文大統領が、アメリカの示唆を受けた大統領補佐官によって暗殺されたような悲劇にならないよう、祈っております。