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無限拡散:工作員枠でカイロ大入学か?
カイロ大とはスパイ養成所
カイロ大「小池氏は卒業生」声明の正しい読み解き方
都知事選を前にエジプト軍閥が切った外交カード
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/60884
JBpress 2020.6.12(金)
浅川芳裕カイロ大学では1954年の粛清後、小池氏が留学する70年代まで、特殊な外人留学枠が存在しました。
カイロ大特別枠①「反政府活動をする若者を工作員に育てる」・・・サダム・フセイン
1つはアラブ諸国で反政府活動をする若者を亡命させ、ナセルの「アラブの大義」で洗脳し、国に戻ったとき工作員にする枠。イラク元大統領サダム・フセインもその1人でした。
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カイロ大特別枠②非アラブ特定国の若者を工作員に育てる枠・・・小池百合子
もう1つは、表向きは文化的ですが、同様にエジプトの国策に都合のいい将来のエージェント育成のため、非アラブ特定国の若者を優遇する枠です。
ハーテム氏は情報相のトップとして、アジアやヨーロッパ諸国の若者の受け入れを推進すると同時に、
それらの国々の議員と友好協会を立ち上げていきます。
ハーテムの功績①数百億の援助を日本から引き出した ②小池百合子を子飼いにしていた
その延長として、アハラーム紙記事(2004年6月21日付)では、ハーテムの日本関連の功績を2つ列挙しています。
エジプト日本友好協会創設者・会長として、数百億円にのぼる巨額の援助を日本政府から引き出したこと、その文脈に続けて、彼が小池氏を“子飼い”にしたことです。
また、同じ記事で、小池氏はハーテム氏に対して「日本の内閣でイスラムの寛容さについて説いていますよ」と電話で話してくれた、との逸話を紹介しています。
つまり、小池氏はハーテム氏の目論見通り、エジプトを代弁する子飼い(エージェント)として立派に育ったというわけです。
その記録をハーテム氏は歴史の証拠として、政府系新聞にちゃんと残している。
国家の公式声明「小池氏とハーテム氏の関係が何十年も続いてきたことを認める」
これらのエジプト政府系新聞の記事から言えるのは、ハーテム氏がカイロ大入学時から卒業(どんな形の入学や卒業であれ)まで小池氏の面倒をみたこと、そして、その後も両者の関係は何十年も続いていたことです。少なくとも、それが国家の公式声明なのです。
浅川 現在、軍事独裁政権トップであるシシ大統領がカイロ大学長ならびに各学部長の任命権を持っています。
ハーテム氏からみれば、このシシ大統領は、ハーテム氏の軍部時代の弟分タンターウィー(元国軍総司令官、2011年の革命後の国家元首代行)の部下、つまり孫弟子にあたる人物です。
都知事就任時に真っ先に祝電を出したナサール元学長にしても、大統領からの任命(無選挙)で知事になっています。
学長(学者)は権力のトップには就けないが、大学の自治や民主化運動弾圧などでうまく立ち回れば、知事や軍閥企業社長などに天下りできるのです。
カイロ大学を代表して日本のメディア対応をする日本語学科の学科長も、軍部の息のかかった学長の任命です。
つまり、これまで日本のメディアからの取材に対し、小池氏を卒業生として認めたり、都知事就任を祝福した学長、文学学部長、学科長らは同じ穴のムジナなのです。
エジプトの軍部・情報部に借りがあり、弱みを握られた日本人が現職の東京都知事
そして今回ついに、エジプト軍閥が都知事選を前に外交カードを切ってきた。長年、“子飼い”にしてきた小池都知事の“卒業証明”について、大使館を通じ声明を発表したというわけです。
見かけ上はカイロ大学長の文書ですが、彼は独裁者シシを筆頭にする軍閥のお飾り御用学者にすぎません。声明が大使館という国家間外交ルートから出されたことも、その傍証です。
小池氏はこれまでハーテム人脈の権力構造により、特別待遇を受けてきた。その恩に加え、小池氏は、学歴詐称疑惑の渦中で迎える都知事選の直前、エジプトの軍閥から助け舟を出された格好です。
エジプト上層部・カイロ大学側にしても、何のメリットもなければ、いくらハーテム人脈といっても長年、わざわざ小池氏を擁護する理由はありません。これは、日本の国益にとって、より本質的な問題といえます。この問題は、学歴詐称よりさらに深刻なことは明白です。
エジプトの軍部・情報部に借りがあり、弱みを握られた日本人が現職の東京都知事、そして「日本初の女性首相」候補だったとしたら・・・。
《最初から「エジプトの工作員枠」で「不正な裏口入学」をした小池百合子》
シシ大統領
1954年生まれ )は、エジプトの軍人(陸軍元帥)、政治家。エジプト軍軍事情報庁長官、エジプト軍最高評議会議長、国防大臣、エジプト国軍総司令官、第一副首相などを歴任し共和政エジプト第6代大統領に就任した。2019年度アフリカ連合議長。
歴代大統領との繋がり
シーシーは4代大統領ムバーラク政権の一員であり、情報部門のトップを務めたこともある。
ハーテムの後継者
経歴を見る限り、陸軍軍人ですが「情報部門一筋の「情報将校」」です。
その意味では、小池百合子を「工作員枠で不正入学」させ、2015年に死亡したハーテムの人脈の後継者です。