書籍化されました
《「超ど楽勝選挙区」に「世襲」というプレミアムまでついている(怒)》
石破二郎とは・・・・Wikipediaより
1908年生まれ – 1981年没、日本の内務・建設官僚、政治家。
参議院議員(2期)、鳥取県知事(第39代)。
鈴木善幸内閣において、自治大臣(第28代)兼国家公安委員会委員長(第38代)を務めた。
自由民主党幹事長や農林水産大臣などを務めた石破茂の父。
以上
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息子と違って、県民からは慕われていたようです。なんと銅像までたっています。
「47都道府県政治地図 」八幡和郎 (著)
によると
P169
鳥取県歴代知事
「建設省時代、戦後の鳥取大火災復興事業にも、建設省都市計画局長として貢献し事務次官を務めた。石破の県知事時代に県内のインフラは急速に改善された。しかし、工場誘致には失敗した」
転載以上
と有ります、建設省のキャリア官僚時代に田中角栄と特に親しかったということは、建設予算を相当、田中角さんの地元の新潟に「忖度(そんたく)」した利権誘導型の官僚だったのでしょう。
《「工場誘致に失敗」したことが、大規模製造業の労働者が県内に増えずに革新政党の候補が当選しない地盤を作った》
鳥取県内、特に鳥取1区の有権者で「野党支持層」は極端に少ない
【連合鳥取に確認して気付いた驚愕の事実】
(表「石破茂の小選挙区になってからの得票状況」参照)
石破氏は、過去8回で平均して10万票取っています。
得票率の平均は69.1%です。
これだけ見れば「スーパー選挙に強い議員」ですが、菅総理と比較すると、いかに楽をしているかがわかります。
得票率が断然低い菅総理のほうが、数では、2万票を多く獲得しています。
菅総理は、野党との競争を勝ちぬき、当選しています。
《立憲民主党、旧民主党、民進党が石破の対抗馬を立てられない理由》
対抗馬は共産党だけの楽勝選挙
連合鳥取に確認したら、組合員は鳥取県全体で2万5千人弱しかいないそうです。
鳥取県は人口で東西二分されていますから、鳥取1区に選挙権を持つ「連合鳥取」の組合員は、2で割ると約1万2500人しかいません。
そして、鳥取1区の過去数回の「投票率」は約55%ですから、衆議院選挙で石破茂の対立候補に投票する人は、約6800票しかありません。
これでは、旧民主党以来、立憲民主党が候補を立てられないはずですね。
石破茂の対抗馬は、毎回「お約束の共産党候補」だけですから、毎回楽勝です。
《石破茂は「防衛族議員」ではなく本来は「農林族議員」です》
防衛庁長官と防衛大臣を2回やっていますが、石破に仕えた「防衛省の天皇」と呼ばれた守屋元事務次官に言わせれば「防衛政策」の本質もわかっていない「タダの軍事オタク」だと喝破しています。
「防衛族議員」を自称するのは「農林族」ではかっこ悪い「全国区」に成れないからです。
《衆議院選挙は「楽ちん」、選挙区の農村を回って作り笑いしながら一緒に酒を飲むだけで「省エネ当選」》
連合の一部の日教組の加入率は年々減少している
これは全国的な現象です。
鳥取県の人口減少と労働組合の組織率が下がり続ける限り鳥取1区は「日本一美味しい選挙区」であり続ける
今後、自民党と公明党が連立を解消しないかぎり「鳥取1区」は「自公推薦なら猫でも受かる選挙区」であり続けるでしょう。
まだまだ続きます。