書籍化されました
《河野太郎は「反日新自由主義者」であり「反日破壊工作員」の可能性が高い(怒)》
私がその論評を高く評価し、尊敬もしている馬渕睦夫元駐ウクライナ大使が、日頃の温厚な語りぐちながら河野太郎を名指しで批判して「日本国民」に注意を促していた動画を視聴して驚きました。
「ひとりがたり馬渕睦夫」#54
https://www.youtube.com/watch?v=QNG-HZYVQC0&t=2115s
菅内閣の重大な課題 日本を後進国にする政策と意味の無い構造改革
※29分あたりから、河野太郎について酷評しています。
「河野太郎の行革」はただの「破壊」で発想は「ロシア革命」と同じ。
河野太郎の留学先はアメリカのジョージタウン大学で、ジョージタウン大学と言えばネオコンの大学です。
そして河野太郎のメンター(導師)がマドレーヌ・オルブライト元国務長官で、ネオコンの闘士です。
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ネオコンの兵隊 河野太郎
ジョージタウン大学とは・・・・Wikipediaより
アメリカ合衆国の私立大学である。ワシントンD.C.の近郊、ジョージタウンに位置する。ヒドゥン・アイビーに数えられる。政治や国際関係などの学問に関しては世界屈指の大学であり、各国の首脳の他、合衆国大統領であるビル・クリントン、合衆国最高裁判所判事であるアントニン・スカリアが卒業生に名を連ねる。現在のアメリカ合衆国議会においては、下院議員16名及び、上院議員6名が当大学の卒業生である。アメリカ合衆国における初のローマ・カトリック系大学である。
ヒドゥン・アイビーとは
ハーバート大学に代表される「アイビーリーグ」にはグルーピングされないが、アメリカ以外での知名度は低くとも、アイビーリーグ並みの教育インフラと優秀な教授陣がいる大学のことです。
立地を生かし、政治や国際関係などの学問に強い。特に、外交政策・国際関係大学院である(SFS) は米国内で非常に高い評価を得ている。
アメリカの著名な政治系シンクタンクである戦略国際問題研究所 (Center for Strategic and International Studies, CSIS) は同大学の元付属機関である。現在は学外組織である。
ネオコンとは・・・・Wikipediaより
新保守主義
ネオコンサバティズム, 略称:ネオコン)は、政治イデオロギーの1つで、自由主義や民主主義を重視してアメリカの国益や実益よりも思想と理想を優先し、武力介入も辞さない思想。1970年代以降に米国において民主党リベラル派から独自の発展をした。それまで民主党支持者や党員だったが、以降に共和党支持に転向して共和党のタカ派外交政策姿勢に非常に大きな影響を与えている。
元祖ネオコン思想家の一人であるノーマン・ポドレツによれば、「ネオコンは元来左翼でリベラルな人々が保守に転向したからネオなのだ」として、伝統主義などを提唱する旧来の保守派である(ペイリオコンサヴァティズム。旧保守主義)」と区別している。当初はマイケル・ハリントンが左翼から保守派に移行した知識人を指して新保守主義者と批判的に呼び始めたが、新保守主義者を初めて自称したのはネオコンのゴッドファーザー的存在とされるアーヴィング・クリストルとされる。
略称として近年では「Neocon(ネオコン)」と呼ばれる事が多い。
ネオコンの「新保守主義」は、文字を分解すると「新+保守主義」で、保守主義とは「伝統を守ること」なので、こういう表現を「形容矛盾」と言います。
形容矛盾とは・・・・Wikipediaより
撞着語法(どうちゃくごほうとも言い、とは、修辞技法(文章やスピーチなどの技法)のひとつ。「賢明な愚者」「明るい闇」など、通常は互いに矛盾していると考えられる複数の表現を含む表現のことを指す。形容詞や連体修飾語、句、節などが、修飾される名詞と矛盾することとしては、形容矛盾(けいようむじゅん)とも言う。
論理的には、「Aであって、かつ、not A」であるということはありえない(矛盾律)のにもかかわらず、そうであるかのように語ることである。狭い見方をすればつじつまがあわず、単なる誤謬にすぎないように見えるが、複雑な内容を簡潔に表現する修辞法として用いられている場合もある。
身近な用例で言えば「急がば回れ」とか「負けるが勝ち」などが有ります。
要するに、「特定の思想家集団」を指して「あいつはネオコンだ!」というとき、政治学で「ネオコン」と呼び始めた時は、彼等の思想や言動に対して「反発」や「嫌悪感」を抱いた「真正左翼」や「伝統的保守」の人たちが用いたのが最初でした。
《ブッシュ・ジュニア大統領の時に「猛威」を振るい、イラン・アフガン戦争や日本に対しては「郵政民営化」を強要した忌むべき連中(怒)》
元祖のアーヴィング・クリストルは「トロッキスト」です。すなわち共産主義者です。
トロッキストとは・・・・Wikipediaより
トロツキズムまたはトロツキー主義
レフ・トロツキーによって主張されたマルクス主義および共産主義革命理論のこと。トロツキズムを主張する者をトロツキストという。
トロツキストの国際組織には第四インターナショナルなどがある。
ロシア革命が成功し、レーニンの死後、「世界革命」を主張するトロッキーと「ソ連一国社会主義」を主張するスターリンとの間に激しい権力闘争が起き、敗れたトロッキーは1929年に国外追放となりました。
トロッキーは1940年にスターリンが送ったテロリストに暗殺されるまでメキシコに居所を定めましたが、亡くなるまでの11年間、アメリカの共産主義者と頻繁に交流していました。
戦後の「赤狩り(マッカーシズム)」で「非合法化」されるまではアメリカにも「アメリカ共産党」という政党があったのです。
しかし「反資本主義」であり「反スターリン主義」というところに、非常に「思想上の無理」が有ったのではないかと私は見ています。
ブッシュジュニア政権の時、「民主主義の輸出」と称して「大義無き」アフガン戦争やイラク戦争を強行しました。
彼等の言う「民主主義の輸出」とはトロッキー以来の「革命の輸出」に他ならないとネオコン批判者は皮肉っていましたが私も全く同感です。「左翼共産主義者」が権力を掌握するために「偽装保守」に転向したに過ぎません。
《トロッキーの「永続革命理論」は、竹中平蔵や小泉純一郎が連呼する「構造改革理論」と全く同じ(怒)》
小泉純一郎政権の5年半が終わった後に「労働者派遣法の製造業への適用」で大量の派遣労働者が生まれ、皇紀2700年の日本史上初めて「格差」という現象が起きました。
「ワーキングプア」や「派遣切り」が起きて、世間の猛批判を浴びた竹中や小泉は「まだまだ改革が十分ではないから「格差」が生まれたんだ」と自分たちの「政策の誤り」を率直に認め反省するどころか、開き直りました。
これと同じ「論調」は、馬渕元大使が仰っていたように、1991年に「ソ連崩壊」が起きた時に、「マルクス・レーニン主義はやはり間違っていたから、ソ連邦体制は崩壊したのだ」と非難されたときに「国際共産主義者」達はこう開き直りました。
「マルクス・レーニン主義は間違っていない。まだまだ「革命」が不十分だったからソ連が崩壊したんだ」と。
この「開き直り論法」は竹中&小泉ら「反日新自由主義者」の「言い訳」と全く同じです(怒)
※続きます。