ハゲタカ日本人と戦い続けた櫻井俊氏の「愛国官僚人生」
画像は櫻井俊元総務省事務次官
彼の略歴と私が注記した年表を見れば、ハゲタカ日本人売国奴と戦い、国益と日本国民の共有財産を守り抜いた凄まじい官僚人生が一目瞭然です。
【現在も放送行政に影響力を持ち続ける櫻井氏】
旧郵政省入省当時から「将来の次官候補」で温厚な性格と厚い人望と言う高い評価の官僚でした。
2001年「小泉ー竹中構造改革」が始まった時に省内主流の情報通信政策局の総合政策課長に就任。
王道を歩み始めると同時に小泉ー竹中ー菅ー高橋との20年以上の壮絶な戦いが始まったのです。
電波オークションの戦い
【第一次電波オークションの戦い;櫻井課長の圧勝】
総務副大臣の菅義偉(二浪して法政大学)と高橋が二人がかりでも櫻井課長を論破できなかったのです。
菅は諦めて第一次安倍政権で副大臣から総務大臣に昇格しても二度とオークションの話は出しませんでしたが櫻井俊氏に対する強い恨みを抱きました。
【第二次電波オークションの戦い;民主党政権】
「小泉ー竹中構造改革」に激怒し国民が選んだのが政権交代でしたが民主党政権の中に竹中平蔵の工作員が紛れ込んでいてハゲタカ売国行為を続けました。
その筆頭が前原誠司です。妻がパソナの南部靖之の秘書。安倍晋三の当選以来の飲み友達です。仲間を裏切り続ける人生です。
画像は極秘裏に北朝鮮に出入りしていた写真を週刊誌にスクープされた前原誠司(当時民進党代表)リークしたのは「公安警察」だと言う説が有る
【民主党ハゲタカ工作員の考えた事業仕分け】
全く意味のなかった事業仕分けで電波オークションを強行しようとしたのです。
しかも民間有識者の中に「りそな銀行乗っ取り竹中チーム」の川本裕子(現人事院総裁;竹中平蔵が推薦)が紛れ込んでいたのです😱
【亀井静香大臣が苦言を呈したフェルドマンの参加】
当時民主党政権の郵政改革・金融担当大臣だった亀井静香は民主党内のネオリベ(新自由主義)議員達が「事業仕分け」にハゲタカ外資の親玉のフェルドマンらを民間有識者に加えたことに強い不快感を表明して苦言を呈していました。
竹中の盟友でデーヴィッド・アトキンソンの師匠のユダヤ系アメリカ人のロバート・フェルドマンが参加していたのには驚きです😱
【堂々の正論と自民党内の巧みな根回しでハゲタカを撃破した櫻井パパ】
日本の外資規制のない電波オークションでは国民共有の電波は米英系ハゲタカファンドの喰い者にされるのは明白です。
総務省のHPより。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000859179.pdf
逆に不公平にもアメリカは外資規制を設けているから日本のメディアはアメリカの電波オークションに参入できないのです😡
【櫻井パパを助けた自民党の愛国議員達】
櫻井俊局長の愛国心に応え自民党内と民主党の亀井静香議員達との根回しをした「郵政族議員」達がいました。
小泉ー竹中の郵政米営化に反対した故加藤紘一や岸田総理などの宏池会や平成研究会(旧竹下派)の議員達です。お陰で間一髪の所で日本の電波は守られたのです。
【2連勝した櫻井パパは菅ー竹中ー高橋の強い恨みを買った😓】
櫻井局長の活躍で「売国し損なった三匹のハゲタカ」は雇い主のアメリカとイギリスからこっぴどく叱られて執念深く復讐のチャンスを狙うようになります。
【内閣人事局を悪用して櫻井パパに復讐を仕掛ける】
2014年5月に第二次安倍政権は内閣人事局を設立します。
本来は「政治主導による官僚の適正な人事評価」が目的でしたが事実上の内閣人事局長を兼任した官房長官の菅は正論を述べる愛国官僚を自分に「逆らった」として首にしたり左遷して恐怖政治を敷きました。
【櫻井パパの次官就任を阻止し退官させようとした菅義偉】
https://president.jp/articles/-/13111?page=1
することが確実視されていましたが「遺恨」を持つ菅が内閣人事局の権限で阻止して局長を最後に退官させようとしました。
しかし部下達が必死に自民党に根回しして総務審議官(事実上の次官待遇)のポストで「次官待ち」の状態にとどめました。
しかし執念深い菅は交換条件として自分の好みの総務省内では評価の低い女性官僚を局長に押込んだのです。
その女性官僚は7年後の菅政権で「総務省接待汚職」で辞任に追い込まれました。
【次官にはなったが一年で退官させられた櫻井パパ】
2年間待たされて2015年に次官に就任しましたが翌年の2016年にはたった一年間で退官させられました。
普通は「大物事務次官」と言われる人は事務次官を2年は努めます。一年で退官を決めたのは官房長官の菅義偉です。
【次官を止めたら今度は都知事選で振り回される】
2016年夏の都知事選では小池百合子が自民党を飛び出して出馬して党内を搔きまわしました。
自民党の対抗馬として櫻井パパの名前が取りざたされて自民党都連は乗り気でした。本当の所、本人が乗り気かどうかはわかりませんでした。
【変な噂が止めを刺す】
マスコミの煽りで世間は勝手に櫻井パパが自民党の公認だという雰囲気が醸成されました。
一向に記者会見がないままに週刊誌では「愛人がいる」などのネガキャンが始まりました。
こう言うネガキャンは菅義偉最も得意として多用する手です。
【奇妙な記者会見で幕を閉じる】
結局、本人が記者会見を開いて出馬を否定しました。「地方行政の経験が無いから」と言うものでしたが妙な理由だと感じました。
17年前まで地方行政の経験のない都知事が5人も続いていましたから。副知事に旧自治省出身者を選べば済む話です。
私は菅義偉官房長官が櫻井氏に圧力をかけてわざと記者会見を開かせたのだと見ています。
菅としては「天敵」の櫻井俊氏に都知事になられては脅威だったのでしょう。
【結局、菅の「子分」が公認候補となって小池に惨敗】
「小泉ー竹中構造改革」以来、菅や竹中の盟友の元岩手県知事の増田寛也が最終的に公認され予想通り小池に惨敗しました。
元建設官僚ー岩手県知事ー総務大臣と華も無く「凡庸な天下り官僚」の増田寛也では小池に勝てるはずが有りません。
この時、小池が「笹川一家」に頼ったのは何かの因縁でしょう。拙ブログで述べた様に「竹中ー菅一味」に都合よく使いまわされる増田は今は「菅人事」で日本郵政の社長です。
櫻井パパが守った日本国民のゆうちょマネー350兆円をアメリカに売り渡そうとしています。