矛盾に満ち破綻しているアトキンソンの観光政策
消波(しょうは)ブロックが海岸線の美観を損ねる?
画像は初代駐日公使のラザフォード・オールコックと富士登山記念碑
アトキンソンは「海へ行けば波消ブロックだらけの海岸線、富士山もゴミだらけ」と日本の風景をけなしまくっていますが、ちなみに幕末の開国以降
「富士山に登らせろ」と幕府に対して図々しい要求をし今でいう迷惑な「弾丸登山を強行」した初の外国人インバウンド客は、初代駐日イギリス公使のオールコックでした。
皮肉にも現在の観光地に居住する日本人を苦しめ怒らせている「オーバーツーリズム」の元祖がアトキンソンと同じイギリス人と言う所に「悪縁」を感じます。
消波(しょうは)ブロックとは
いわゆる「テトラポッド」と言うものですが、子供の頃から市内を流れる川の河口や港でよく見かけました。
これは台風やそれに伴う高波の時の波の力を分散して減衰させる為のものです。
日本列島は北は北海道から南は沖縄まで正面を外海である太平洋に突き出しています。
高校の地理で習った記憶がありますが、「太平洋岸は台風でなくとも常時、強い波に洗われているので何の対策も打たないと数十年後には波に浸食されて日本の面積は減る」と教わりました。
コンクリートで固める護岸工事だけでは足りないから、公共事業でわざわざ消波ブロックを多数配置しているのです。
特に上の写真の様に漁村では海岸線ギリギリまで民家が有りますから、単なる国土保全行政ではなく「災害対策」「危機管理」の点でも重要な行政でもあるわけです。
これは浸食された海岸の崖を消し波ブロックをおいて辛うじて保護している例です。こう言う崖を「海食崖(かいしょくがい)」と呼びます。
イギリスが世界に誇る観光地とは?wwww
https://www.travel.co.jp/guide/matome/3219/
地理的位置は?
イングランド島、イーストサセックス州にあるロンドンの真南の大西洋に面した海食崖です。
聞いたことはある、写真で見た事はあるが興味も無いし行った事もない観光地です。今後も訪れることはないでしょう(笑)
私は新婚旅行は欧州でフランスとドイツが中心でした。パリからロンドンまで足を延ばそうと思えばできましたが止めました。その理由は
①イギリスと言う国に観光地として全く魅力を感じなかったから。
②予算を有効に使いたかったから。要するにイギリスは「金出してまで観光する価値がない国」と言うのが当時の私や同僚の印象で、政治的、歴史的知識が深まった今は尚更です。
そういう国から来た怪しげなイギリス人に「観光とは何ぞや」と上から目線で偉そうに能書きをたれられてもなwwwww
国土保全を何百年にもわたって放棄してきたイギリス(笑)
まるでそそり立つ白骨の様な凄惨な風景の崖
これがイギリスの国立公園だと言うのだから、その「趣味の悪さ」に更に度肝を抜かれます。福井県の東尋坊みたいな自殺の名所の様です。
この横に長く広がる「白骨のように白い」崖が「7人のシスター(修道女)」に見えると言うんですから、アン・ブーリンの様にヘンリー八世に無実の罪で処刑された7人のシスターの幽霊でも出るんでしょうか?
写真を見れば崖下に結構広い砂浜がある、なぜそこに消し波ブロックを置いて「国土保全」をしないのか?
イギリスの「環境法」では国立公園の環境保全を義務付けています。
説明書きを見ると土質は白いチョーク(白墨)なので非常に脆く崖の上に立つ観光客は非常に危険ですよ。
こんな土質が脆く高い崖は「震度5」クラスの地震が起きたら観光客を巻き込んであっという間に雪崩の様に広範囲で崩壊するでしょう。
「欧州は地震が起きない」と言う声が聞こえそうですが、「3・11東北大震災」もそうですが、地震兵器(海底で核爆弾を爆発させて大地震と津波を人工的に惹き起こす)は既にアメリカが保有しています。米ソ冷戦時代の1970年代に既に両国は地震兵器の開発にしのぎを削ってきたと新聞報道もあるし、ジャーナリストのベンジャミンフルフォード氏も講演等で述べています。
2011年の「3・11東北大震災」は民主党政権で時の首相は反米極左の菅直人、1995年の「阪神淡路大震災」は結党以来反米を貫いてきた日本社会党の村山富市が首相でした。
画像はロンドン塔(世界遺産登録済み)と東京拘置所
まあ「血塗られた処刑場」で有名なロンドン塔を観光地にして「小銭を稼ぐ」センスのイギリスですからそう思えばさもありなんという気もしますが(笑)
日本で言えばオウム真理教の教祖の麻原らの「超有名人」が多く死刑施行された小菅の東京拘置所をインバウンド客に入場料取って公開する様なものです。
イギリス人インバウンド客なら喜んで見学するかもしれません。なぜならロンドン市内中心部の古い石造りの建物は不動産市場では「幽霊が出る物件(日本で言えば事故物件)」ほど高く取引されるそうですから。