【乙巳の動乱124】高市政権 対中外交破綻

 

高市政権、自らレームダック化に向けて加速

 

外務省金井局長の急遽訪中と釈明

 

日中双方、局長同士ののトップ会談

外務省の対中外交トップの金井アジア大洋州局長が急遽「釈明」の為、中国に向かいました。「従来の日本政府の立場に変わりはない」と国会での首相答弁を否定するものです。

外相の許可無しに局長が動く事は無いので茂木敏充外相は既に高市を見限ったのです。

物議を醸したワンシーン。ちなみに関係者によると金井局長は通訳の言葉を聞き間違えない様に、頭を通訳の方へ傾ける癖があるとの事。

また劉局長は一説によると北方民族のモンゴル系で、普段からズボンのポケットに手を突っ込む癖があるそうです。

 

金井局長が塾生だったことを知りビックリ

 

話は「本筋」からそれますが、私はそれより個人的に、金井局長が塾生で、しかも学部が同じ慶應の経済出身である事を知って驚きました。

私が在学中から、塾生の他の霞が関の中央省庁より「外務省志向」は強く、三田の時に、外務省に入省した未だ若い先輩たちが数人後輩のリクルートに来てセミナーを開いていました。

私が興味本位で出席した時のセミナーのリーダーは若い女性の外務省官僚でした。

セミナー終了後、演壇までいっていくつか質問させてもらいましたが「出世より外交官の仕事に魅力と使命感を持っている」と仰っていました。

 

既に「高市抜き」で対中&対米外交の修復が始まっている

 

媚中派の茂木敏充はグラス大使の事前の了承を得て金井局長を中国に行かせたのだと思います。グラスなら電話一本でトランプの了解が得られるからです。

「俺に外相をやらせろ」と高市に自薦した茂木は会見では外相として「高市発言」を支持し中国を批判しているが自分の政治生命のほうが大切な事は当然です。

 

ネトウヨが狂喜した草(grass)大使のXの投稿をよく読むと

 

中国大使と総領事に「皮肉」を言っただけで「恫喝」をした訳ではない。

しかも原文の日米の「絆(きづな)」はallaince(軍事同盟)ではなく単なるbond(ひも)である事に注意すべき。

大使として何か言わなくてはならない時の社交辞令レベルの投稿でした。

 

麻生ー茂木ラインの「高市外し」は既に始まっている

 

画像は「越後屋バージョン」の麻生&茂木密談

麻生「さすがに高市はしくったな~まさかあそこまで馬鹿とは・・とほほ」

茂木「私は早く泥船(高市政権)から降りないと次の総裁選に出られなくなってしまう(涙)」

麻生「何とか俺たちの責任だけは回避しないとな(キリッ)」

麻生「そうだこの際、岸田と菅と森山にも腹を割って相談してみよう」

 

中国政府、対日外交抗議「強烈な一撃」

 

画像は2004年、チリで開催されたAPECでの日中首脳会見

親中派の多い竹下派経世会への嫌がらせ目的で5年半の在任中に毎年、現職総理の身分で終戦の日に靖国公式参拝を繰返し敢えて中国国内の反日感情を煽った小泉純一郎

父親の福田赳夫以来、中国と縁の深い福田康夫官房長官のとりなしで、何とか日中首脳会見を設定したが、胡錦涛は無言で小泉を睨みつけ、終始ニコリともしなかった。

昔、小泉純一郎が現職総理として毎年、靖国参拝を繰返し日中間の外交が断絶していた時も中国の胡錦涛国家主席(No1)は国際会議での小泉との会談を拒みませんでした。

胡錦涛が凄い目で小泉を睨みつけていたのが印象的でしたが。

今度はNo2の李強首相ですら高市と会わないと公式発言しているのです。

 

中国政府が準備する対日経済攻勢の「二の矢、三の矢」

 

中国「リスクあればまた輸入制限」 日本産水産物の中国輸出が再開される中(2025年11月7日)

動画へ→

11月7日、広末涼子似の毛寧報道官が日本産水産物輸入再禁止のオプションに触れています。

奇しくも高市が「存立危機事態」の国会答弁をした日でした。リスクとは今後、政治リスクも当然含む事になります。

 

中国は「分断された自民党」の足許をよく見ている

 

【速報】中国外務省「火遊びをやめ、誤った言動を撤回するべき」 G20で「李強首相が日本の指導者と会う予定はない」 高市総理の台湾有事答弁めぐり|TBS NEWS DIG

動画へ→

中国は石破おろし以降、自民党内の政局を注視し充分にシミュレートしていました。

逆説的には高市新総理の誕生は中国にとって絶好の好機になったのです。なぜなら「高市政権」の日本なら中国の方が外交的に圧倒的に優位に立てるからです。

内心、単純で扱い易い高市新総理を大歓迎していると思います。

 

中国政府は何も難しい要求はしていない;高市の国会答弁の「撤回」を求めているだけ

 

 

高市早苗は「ごめんなさいを言えない女」

両親が日本人の普通の家庭に育っていれば、日本の家庭の伝統的な躾を受けていれば「ああ言う奇妙な人格」には育たないはずです。

 

財界にそっぽを向かれたら自民党は終わりだぞ

 

中国に進出する日本企業でつくる中国日本商会(会長・本間パナソニック副社長)は17日、日中両政府に「十分な意思疎通」を求めるコメントを発表しました。

 

経団連まで飛び火したら自民党は終了

 

筒井経団連会長が高市政権の対中外交姿勢を批判し豊田章男前自動車工業会会長が苦言を呈し始めたら

財界からの政治献金がSTOPして衆院解散したら自民党は大量落選して消滅するでしょう。

公明党の連立離脱の衝撃どころの話ではなくなるのは火を見るより明らかです。

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