続きです。
マスコミの記者
日本社会党機関紙以外に5人の一般マスコミの記者が特定。
・朝日新聞の「BLYUM」
・読売新聞の「SEMIYON」
・産経新聞の「KARL」(またはKARLOV)
・東京新聞の「FUDZIE」
・社名不明な主要新聞社の上級政治部記者の「ODEKI」
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▲ジャーナリストの「ROY」=「ARES」(同一人物)
日本の防諜機関上級幹部の「KHUN」をリクルートするのに役立った。 KHUNはとくに中国に関する機密情報を提供した。
▲「FET」(あるいは「FOT」)
この人物については具体的な情報はない。
▲山川暁夫・インサイダー編集者
▲サンケイ新聞の編集局次長だった山根卓二氏
(コードネームはKANT)
▲三浦甲子二・テレビ朝日専務
▲杉森康二・日本対外文化協会事務局長
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MADE IN RUSSIA―ロシアは何をつくったか 単行本 – 1997/11
森本 忠夫 (著), 江南 和幸 (著), 杉森 康二 (著)
2人の日本外交官
■「RENGO」
RENGOはまた、自ら新たなエージェントのスカウト
■「EMMA」
EMMAには、彼女がエージェントになったまもなく、運営者によってハンド バッグが与えられ外交文書の写真を複写するためのミノックスカメラが仕込まれていた。
■「OVOD」→小和田恒
合計6年間のモスクワ勤務の間に2回、ハニートラップに引っかかり、それをネ タにエージェントに仕立て上げられた。
彼へのハニートラップのうち2回目のほうは、MARIANAというコードネー ムのKGBエージェントによって実行された。彼女は、OVODのロシア語教師 として雇用されたが、まもなく男女関係となり、その性交渉時の写真が撮影さ
れ た。OVODはいやいやながらも、KGBに協力することを承認した。
■70年代前半にモスクワに駐在していた電信官「MISHA」
LANDYSHというコードネームのKGB工作員が誘惑したケースだった。
MISHAは、70年代後期に「NAZAR」というコードネームでKGBに運営 されていた東京の外務省本省に勤務する電信官と同一人物である。
■「MARCEL」
MARCELの協力で、「KONUS」というコードネームの自衛隊の駐ソ連の 防衛駐在官もリクルートされた。
KGBの科学技術情報スパイ
70年代に日本のハイテク産業と研究所の幹部職にある日本人エージェントは合計16人
◎東京地域のハイテク会社の社長で、「TONDA」
米国の空軍とミサイル部隊のための新しいマイクロ・エレクトロニクスのコン ピュータ・システムに関する重要な機密資料をKGB東京支部に提供した。
◎半導体製造会社オーナーの「TANI」
日米の半導体の機密情報やサンプルを提供した。
◎「LEDAL」日本の大学の半導体研究の責任者。
◎日本のハイテク産業と研究所の幹信技術研究者の「ARAM」
◎通信技術者の「ARGUS」
◎東京大学の科学者である「BRAT」
◎宇宙研究者の「EYR」
◎微生物学者の「KANDI」
◎物理学者の「KARI」
◎宇宙学者の「KISI」
◎日立社員の「RIONI」
◎三菱社員の「SAK」
◎技術専門家の「SOT」、
◎赤外線分光学者の「TAIR」、
◎電子技術者の「TONI」
◎核科学者の「UTI」
などである。
グレーゾーン工作員
※ソ連通でスパイではない?
自民党:鳩山一郎、河野一郎、赤城宗徳、田中角栄、中川一郎。
社会党:成田和巳、石橋正嗣、勝間田清一、飛鳥田一雄、土井たか子、五十嵐広 三、高沢寅男、山本政弘、岡田春夫、岩垂寿喜男、伊藤茂。
その他:三浦甲子二、杉森康二、堤清二、松前重義(東海大総長)、池田大作 (創価学会名誉会長)、千田恒(元サンケイ新聞記者)、秦正流(元朝日新聞編 集局長)、白井久也(朝日新聞記者)、中村曜子(画廊「月光荘」経営者)、長
谷川千恵子(画廊「日動画廊」経営者)、柴野安三郎(札幌日ソ友好会館オー ナー)、岡田茂(東映社長)(以上、肩書きは同書のまま)
ソ連崩壊後、中国共産党、北朝鮮のスパイに転向したものも多いのではないか
コードネームをつけられているものは、KGB側が認めているスパイ。