書籍化しました。
四柱推命占い鑑定|政治家
国士・亀井静香先生、運に恵まれなかった総理総裁候補
記事を書くに当たって、確認したら亀井先生もう御年80歳をこえていらっしゃったんですね。
驚くと同時に、年月の経過の速さを改めて感じました。
自民党内で頭角を現し始めてから、ずっと見ていました。政治家としての行動力、言動等は好きな政治家でしたね。
今年、引退されましたが、まだまだご活躍をいただきたかったです。
やや無鉄砲な正義感。面白いトーク。
トレードマークの「オムスビ顔」。
★引退した白川勝彦議員とともに、真正面から「創価学会」を追求する勇気。
迫力に危機感を覚えた、池田大作は、本気で、亀井先生の「暗殺計画」を企てていたそうです。
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≪総理総裁の「座」を掴み損ねた「人を疑う心の無さ」と「人を見る目の無さ」≫
亀井先生と言えば、小泉政権時代の小泉との「政治的死闘」です。先ず、2001年の自民党総裁選。
小泉は、強敵の元総理、橋本龍太郎に勝つために、亀井先生と「政策協定」を結び、立候補を降りてもらい、亀井派に自分の応援に回ってもらいました。
しかし、小泉は総理就任後、「政策協定」を一方的に破棄、官邸に抗議に来た亀井先生を開き直って追い返しています。
亀井先生は、ああ見えて「ナイーブ」で「人を疑う」と言う気質が無かったのではないでしょうか?
しかも、相手は「朝鮮やくざ」の小泉です。自分の派閥の「福田派(清話会)」でも、友人も子分もいなく、誰からも相手にされなかった男です。
小泉は、後の田原総一郎との対談で、亀井氏に対する裏切りを追及されると「権力ってそういうもんじゃないですか?」と開き直りました。
★この「裏切り劇」は、亀井氏が「暴力団に実印を預けた」様なもので、最後は何でも有の自民党総裁選(公職選挙法は適用されません)においては、厳しい言い方ですが「脇が甘かった」としか言いようが有りません。
≪人を見る目の無さ≫
亀井氏は、小泉政権末期の「郵政民営化をめぐる党内の内乱」の最中に、昔から親しかった、当時都知事の石原慎太郎に、都知事を辞めて、「石原新党」を結成し、小泉を倒してくれと懇願しています。
★結局、石原は、亀井氏の「懇願」に載りませんでした。「自分にメリットが無い」と判断したのでしょう。
石原慎太郎は、初当選以来、自民党内で頭角を現しだしたころ、政治記者に何度も雑誌で書かれた「人物評」は
★「人は利用するが、自分は絶対利用されない男」と言う共通意見でした。
石原が議員時代に、亀井氏が担いで、総裁選に立候補させてやった恩も忘れて(怒)
★石原のような人間も簡単に信じて頼ってしまう、支持者としては何ともやるせない「性善説」です。
≪現在も枯れていない愛国心と正義感≫
多くの政治家に裏切られた亀井氏ですが、自民党離党後も、「国士」として実績を残しています。
① 連立民主党政権時代、「国民新党」を率いて「郵政改革法案」を成立させ、小泉時代の、売国法案の「郵政民営化法」を「骨抜き」にしました。
② 先日の「生前退位発言」についても、安倍総理に「国が壊れるから時間稼ぎをしろ」と貴重なアドバイスをしています。
それでは、命式を見てみましょう。
四柱推命鑑定命式 亀井静香
【総合鑑定】総合的に見て弱い命式。健康に注意。
・亥と亥が刑「けい」を形成します。水に注意の暗示です。
・この刑「けい」の為に、2個の天乙貴人が死んでしまいました。
・天徳貴人と月徳貴人のペアが有ります。天乙貴人に昇格します。
・しかし、病気や怪我に縁のある血刃が3個もあります。心配です。
・2個の亡神は、同じ柱の吉星と結びつくので、「強烈なパーソナリティ」となります。
十二運を見ると、上から、絶→養→胎→胎と並んで、弱い十二運ばかりで「身弱」です。過去の「政治家としての不運」の原因です。
宿曜占星術
彼の二十八宿は参宿です。「エネルギー過多症」の星です。
大運を見てみましょう。
72歳~82歳 丙午―劫財―建禄
82歳~92歳 丁未―比肩―冠帯
午未空亡ですから、92歳まで大運空亡です。
年齢を考えても、総理大臣になる確率は残念ながら低い方でした。
引退後も、ご健康に気を付けて、今後も「国士」として、お国の為に尽くしてもらいたいと思います。
以上