ロシア プーチン大統領、北方領土は交渉で取り戻すのは困難
2000年から、現在(2016年12月現在)まで、通算16年間、ロシアで実権を握り続けているプーチン。
その間、腹心のメドベージェフに大統領を禅譲した期間が4年間ありましたが、その時も実権は彼が握っていました。
幼少の頃から、柔道に励み、プレゼントされた秋田県を可愛がり、「根は親日」のようですが、「領土問題」は別です。
今回の安倍総理との「日露会談」、総理は粘り強く交渉しましたが、事実上「領土問題」には踏み込めませんでした。
16回にわたる歴代の「日露交渉」で、ロシア側の基本姿勢は誰が、ソ連時代の「最高指導者」も含めてソ連からロシアに変わろうとも、一貫して不変です。
ロシア側(含むソ連);先に金寄こせ、日本はロシアに投資しろ」で全くぶれてはいません。
プーチンの前任者のロシア初代大統領のボリス・エリツィンと当時の橋本龍太郎首相との1997年「クラスノヤルスク合意」では、「領土問題は2000年までに解決する」と共同宣言しました。
★21世紀は2001年からですから「21世紀までに解決しよう」と両首相は合意したわけです。
ところが、今は21世紀に入って何年でしょうか、もう17年目に突入しようとしています。20年弱ですね。
★次の「日露交渉」では、「22世紀までに解決しよう」と言いそうです。
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≪ロシア国家とロシア人の法則≫
戦争で負けない限り、領土は一寸たりとも割譲しない。
ロシア帝国が成立した1547年以来、1917年にロシア革命で倒れるまで、他国に領土を一寸たりとも割譲したことは有りません。
★唯一の例外が、1905年に日露戦争で敗北し、日本に南樺太を割譲した1件のみです。
「親日」を超える「愛日」でも「領土問題」では譲歩しない。
ロシアに住んだ日本人、ロシア事情に詳しい専門家に言わせると、ロシア人の多くは、「親日」で、更に超える「愛日」の市民が多いそうです。
ロシア人から見た日本及び日本人の「固定イメージ」は「金と技術力と伝統文化のある先進国」です。
アニメなどのサブカルチャーから、芥川龍之介まで「日本マニア」は多いです。
留学先にも日本を選ぶ学生が多くみられます。
★しかし、「愛日」でも「領土問題」は別です。それは何故でしょうか?
理由 ただ広いだけで、地形的防壁の無い「無防備な国土」と東西からの強敵の侵攻
ウラル山脈から西のヨーロッパロシアは、首都モスクワまで「外敵」の侵入を防ぐ「地形的防壁」の無いだだっ広い草原がひたすら続きます。
ウラル山脈は標高が低く、ヴォルガ河も冬季になれば凍結して、渡河できます。それを利用したのが、モンゴル帝国のバトゥの「ロシア大遠征」でした。
また、モスクワ以西のヨーロッパロシアも、隣国のポーランド、ドイツと、「地形的障壁」がなく、「ナポレオンのロシア遠征」、ヒトラーの独ソ戦と2度にわたり、首都モスクワに攻め込まれました。西からの侵略はかろうじて2度とも撃退しましたが、東からの侵攻は、モンゴルに蹂躙され、支配された「タタールの軛(くびき)」が約200年間続き、モンゴルの侵攻以前は、「地味で大人しい農民」だったスラブ人は、すっかりエスニッククレンジング(民族浄化、混血)され、モンゴルのDNAを注入され、現在の「野蛮で暴力的なロシア人」が生まれたのです。
そして、「タタールの軛」を脱して、強大化して無敗だった、「帝政ロシア」も1905年、同じモンゴロイドの「大日本帝国」に
日露戦争で、陸海ともに完敗します。
★要するに、ロシア人は、「「国境線」は首都モスクワから、「1メートル」でも遠い方が、安心で良いのです。
≪結論≫如何に「愛日」であろうとも、ロシア人のDNAに刷り込まれた「勇猛なモンゴロイド」に対する恐怖は消すことができません。
特に日本は、単なる野蛮なモンゴル人とは違って、「優秀で技術力もあり資金力もある勇猛な日本人」に対する恐れは消えません。
外務省の発表による「ロシア人の対日意識」では、「極東ロシア」の住民の多くが、「日本に軍事的脅威を感じる」と言っています。
★「好きで尊敬できる国でも、北方領土は返したくない」と言うのが、ロシア人と政府指導者の本音だと思います。
それでは、プーチンの命式を見てみましょう。
四柱推命鑑定 命式 ウラジミール・プーチン
【総合鑑定】病気や災厄に遭いやすい命式、根強い「ダブル説」
★食神&傷官過多で災厄に遭いやすい典型的な命式です。
また、偏印が2個の食神を潰す「偏印倒食」が有ります。
柔道をやって、体は頑健そうですが、病気の心配の無い人は命を狙われます。
「本職」はスパイ(KGB)で今も、表向き「民主主義体制」ですが、政権批判者への容赦ない弾圧、または暗殺、チェチェン人等「少数民族」との戦争
を繰り返していますから、実質「プーチン朝帝政ロシア」と何ら変わりません。
★過去5度、チェチェン人勢力、タジク人、アラブ過激派の暗殺未遂が有りました。
★いずれも未遂という事になっていますが、私は、このうちの一度で、本人は死んでる可能性が高いと推測しています。
酉と戌の害「がい」が有ります。夫婦仲違いの暗示です。
事実、長年連れ添ったCA上がりの妻、リュドミラと熟年離婚しました。
この害「がい」の為に、天乙貴人が死んでしまいました。
「災厄」を回避する有力なストッパーが亡くなりました。
宿曜占星術
彼の二十八宿は角宿です。
頑固な職人肌ですが、「有能なスパイ」「柔道に対する真摯な姿勢」に現れています。
安倍総理は張宿なので、二人は【安・壊の関係】で破壊縁です。
しかし、総理がプーチンを潰す側なので安倍さんが総理の間は、延々と続く「日露交渉」も、安倍有利で続くでしょう。
★ロシア側は「時間稼ぎ」のみが戦術です。
≪不評だった2016年12月の日露交渉も、安倍総理が重要なポイントを稼いだ≫
マスゴミが散々「安倍叩き」をやりましたが、「共同記者会見」で、ロシア側は、気付いてか、気付かずか「大きなミス」をしました。それは
≪北方領土元島民の「ビザ無し渡航」の許可≫です。これは≪北方四島に対する「日本の主権」を認めたことになります。≫
墓参に島に行きたい元島民の方も80歳代と高齢になっていますが、仮に多くの方が、寿命でお亡くなりになっても「主権の存在を認めた事実」は今後の交渉で消すことはできません。
★私は、「南樺太への日本人のビザ無し渡航」も要求すればよかったと思います。
終戦の1945年8月15日を経過した後も、ソ連軍は違法な侵略をつづけ、真岡郵便電信局事件が起きました。
侵攻するソ連軍にレイプされることを恥じた女子郵便局員達が毒をあおって自決した事件です。
彼女たちの「慰霊碑」に日本人も参拝すべきです。
≪私の「日ロ領土問題」の解決は、千島列島全島と南樺太の無条件一括返還≫です。
大運を見てみましょう。
コメントなしは問題ない10年です。
61歳~71歳 丙辰―比肩―冠帯
丙辰の辰と命式中の戌が冲「ちゅう」を形成します。不吉な十年です。
年運を見てみましょう。
コメントなしは問題ない年です。
2017年 丁酉―劫財
疲れ果てる一年です。
2019年 己亥―傷官
けじめをつけられる厳しい一年です。
「ダブル説」もありますが、「ダブル」だったヒラリーも、死亡した本人の生年月日の通り、大統領選で敗れました。
国内外に敵の多い「プーチンのダブル」も政治的生命か、生命そのものを失うかもしれません。
以上