《イザーマンの常識を疑う「奇行」の数々》
2018年5月6日の記事
ポストに、所轄警察署の巡回連絡用紙が入っていて、そこに個人の情報を
記して提出してください、とのこと。面倒だなぁとは思いつつも、日本の警察と自衛隊にはかねがね敬意を払っているので、書き込んで、連絡したら取りに行くと書いてあるのですが、そんなことで労力の一端をそぐのは申し訳ないので、最寄りの交番でもいいというので届けに行ったのでした。
災害など非常時の場合の近親者の連絡先を書く欄があり、それを説明なさるので
「実は、住所を書くのが億劫で、弟と甥の性名と電話番号だけなのですが」と言ったら、交番の老巡査さんがちらっとその欄を見て、「無問題です」と。以下は想像でしかないのですが、災害時云々の緊急連絡先は事実であろうけど、その他に不法入国、滞在者の洗い出しをも目的としているのではないか、とふと。もしそうなら、こういう調査に積極的に協力せず無提出の人間がまず、ひっかかるのではないだろうか、と。無住所であったにもかかわらず、「井澤」と同姓の弟と甥の名に電話番号を添えるなど、不法滞在の人間には出来ないはずなので、あっさり受理されたのではなかろうか、と。
必要があって、警察機構のことなど今、調べている最中で知り合いの刑事に会ってお話を聞かせていただこうと思いつつ、とりまぎれているのですが、どうやら私がそんな用件で交番を訪れたのは最初の人間だったらしく、「受領書どこにあったかなぁ、すいません、ちょっとお待ち下さい」と交番の老巡査が受領の書類を探している間に、じっくり交番内を観察させて頂いたりなどしたのでした。
★「純粋日本人」で「社会人としての常識」のある人なら、学歴の有無を問わず、奇妙で有り得ないシチュエーション(状況)だと直感するだろう。
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《笑いを呼ぶ、嘘くさく破綻した「三文芝居」》
正確に言うと「巡回記録カード」というものである。
法的には「巡回連絡」という・・・・Wikiより
日本の警察署の地域課の交番勤務の警察官が地域住民や事業所を訪問し犯罪の抑止、災害防止などの目的を持ち行う活動である[1][2]。また、住民との良好な関係を保つため、受持区内の実態を掌握するためという目的がある[3]。
概要
交番勤務の警察官が、自身の受持ち地域内にある家庭や事業所などを訪問し、相談や警察に対する要望、意見などを聞き取り、あるいは事件や事故の防止の観点からの必要な連絡などを行う[1][2]。この際、警察官は以下の情報を住民側に説明しているとしている[4]。
- 管轄地域での最近の犯罪や災害事故の発生状況と被害の防止方法。
- 被害に遭う可能性の高い犯罪及び災害事故の発生状況と被害の防止方法。
- 犯罪や災害事故等の発生時における応急措置及び緊急の連絡方法。
訪問の際に、警察官は巡回連絡カードと呼ばれるものを作成する[4]。交番又は駐在所から制服の警察官が訪問する。私服の警察官が巡回連絡に伺うことはない[4]。
巡回連絡の実施回数
- 一般家庭等、定住性のある対象 – 2年に1回以上[3]。
- アパート、貸家等、転出入者の多い対象 – 半年に1回以上[3]。
- 業所等 – 年に1回以上[3]。
法的根拠
警察法2条(警察の責務)[
第二条 警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。
2 警察の活動は、厳格に前項の責務の範囲に限られるべきものであつて、その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない。
警察法第二条に書かれている内容は上記の通りであるが、例えば大阪府警ではこれを自署のホームページ内で以下の通り表現している[2]。
警察法2条(警察の責務)
「巡回連絡は公共の安全と秩序の維持を図る為に、地域警察官のみに与えられている重要な任務である」[2]
私はサラリーマン時代特に証券マンだったころに「転勤族」だったので、本州を中心に4回ほど転勤している。
新しい社宅が決まり、家族を呼び寄せて、生活環境が整うと、不思議と夜間に最初に訪れるのが「NHKの受信料の集金人」(笑)
よく、チェックしてるな~と感心する。そして、受信料の引き落とし口座の契約をさせられる。「NHKはあんまり見ないんだけどな~」と不満に思いつつも手続きは完了。
昔は民放のほうが面白かったから、1対9の割合で、民放の方を見ていた。
週によってはNHKを見ない週もあった。
同僚な中には、「自分は独身で、しかも毎月のほとんどを出張しているから受信料は払わない」と言って、集金人を追い返してやったと豪語するものもいた。
私は、不承不承ながらも、行く先々で、律義に受信契約を結び、受信料を払い続けた。そして、殆どTVを見なくなった今でも、律義に払い続けている。
それは、何故か?
今から、約30年前、平成になった頃、当時はゴマブックスという良質な教養本シリーズがあった。
そこに、慶応の先輩で当時、テレビにもよく出演していた岡田弁護士の「ハンコの押し方」という本が有った。
要は、ハンコに始まって、民法の契約の概念と、訴訟、判例を分かりやすく解説した好著だった。
その中で、「NHKの受信料支払いを安易に拒むのは危険」という、項目が有った。
内容は、「NHKの受信料は、放送法によって、「受像機」を持っている世帯からは受信料を請求できる」となっているので、軽く見て、支払いを拒否していると、将来痛い目にあいますよ。NHKが本気になって、訴訟を起こせば、20年間の滞納分に利息を乗せて請求されますよ」という内容だった。
図らずも、今、そういう時代になっている。例えば、ビジネスホテルチェーンの東横インを相手取った「受信料延滞分の請求訴訟」でもNHKが勝っている。
さすが、慶応の先輩、慧眼だなと感服している。
ただ、私としては、NHKはイザーのような、八流脚本家に、視聴率も取れないのに、3度も連ドラのチャンスを与えて、「実態のない権威」を与えてしまって、奴が世間の「情報弱者」を騙す看板を与えてしまったのは許せないと思う。その意味では、NHKも「共同正犯」であり、許せない。もう「国営放送」は必要ない。「民営化」か「廃止」のいずれかだと思う。
さて、NHKの集金人の次に現れるのは「巡回連絡」の若いお巡りさんである。
「こんばんは、〇〇派出所の〇〇と申します。この「巡回カード」に、ご家族全員の氏名とご住所、緊急の場合の連絡先を書いていただけますか」記入するとお巡りさんは、住所はわかっているので、マンションの部屋番号が一致しているのを確認して終わりである。後は、「何か、困ったことや、不安なことがあればいつでも相談してください」という。
ネットでは、この「巡回連絡」を面倒がる人もいるようだが、私にとってはこの「巡回連絡」には、いつも感謝していた。何故なら、会社の辞令一本で、親戚もいない、クラスメートもいない。土地や風土も知らない「未知の土地」で何年か暮らさなくてはならないのである。ものすごく不安なのである。
だから、私はいつもこう質問していた。「市内で近づかないほうがいい、治安の悪いところは有りますか?」
すると「〇〇町は、〇〇人や、〇〇組がいるので危険ですよ」と率直に教えてくれる。
こういう、警察しか知らない情報を貰えるのは有難かった。
加えて、私達一家に、万が一、何かが有ったとき、夫婦の実家に連絡してくれるのがありがたかった。だから、最初は私の鹿児島の実家。そして片方が亡くなると、両親が揃った妻の実家を緊急連絡先に記入するようになった。
この様に、「巡回連絡制度」は何かを隠したい、後ろ暗いところが無い人にとっては、地域の警察官と顔見知りになる良い機会だと思っていた。
そういう私だから、イザーマンの「巡回カード」に対する対応は理解を超えたものだった。
それで、桜田門の警視庁に直接問い合わせてみた。
私「東京都では、芸能人や有名人は「巡回カード」を無視してもよいという警察行政をやってるんですか?」
警官「誰ですか、そんなこと言ってる人は?」
私「脚本家の井沢満という人ですが、ご存知ですか?」
警官「知りませんけど・・・・・」
私「弟が都庁の幹部で、財団法人の理事長に天下っていれば、免除されるのですか?」
警官「どこですか?」
私「財団法人東京と中小企業振興公社の理事長です」
警官「う~ん、・・・・・どうしても提出したくない理由があれば、聞きますけど。但し、その場合は、ご協力いただけないと、災害や不測の事態が起きた場合は「不利益」をこうむりますよ。と説明しています。つまり、警察の保護を受けにくくなるということです。
その人は、どこに住んでるのですか?」
私「知りませんけど。本人はブログで、神田エリアだと言っています。」
警官「う~ん、所管によって対応が違うのかな~」
私「「巡回カード」の根拠法は何ですか?」
警官「警察法2条だと思います」
そこで、私は対応を謝して電話を切った。
《「巡回カード」の提出は、強制ではない》
改めて、Wikiで、「巡回連絡」を精読してみた。
法的根拠[編集]
警察法2条(警察の責務)[6]
第二条 警察は、個人の生命、身体及び財産の保護に任じ、犯罪の予防、鎮圧及び捜査、被疑者の逮捕、交通の取締その他公共の安全と秩序の維持に当ることをもつてその責務とする。
2 警察の活動は、厳格に前項の責務の範囲に限られるべきものであつて、その責務の遂行に当つては、不偏不党且つ公平中正を旨とし、いやしくも日本国憲法の保障する個人の権利及び自由の干渉にわたる等その権限を濫用することがあつてはならない。
警察法第二条に書かれている内容は上記の通りであるが、例えば大阪府警ではこれを自署のホームページ内で以下の通り表現している[2]。
警察法2条(警察の責務)
「巡回連絡は公共の安全と秩序の維持を図る為に、地域警察官のみに与えられている重要な任務である」[2]
私は勘違いしていた。「巡回カード」の記入提出は、「市民の義務」かと思いきや、「警察行政」に対する「協力」なのである。
逆に、条文を読むと、「巡回連絡」は「警察官の責務」なのである。
目的は「犯罪の抑制」等々。
★しかし、私は、国民はこの制度に積極的に協力すべきだと思う。
何故なら、日本が他国に比べて治安が良いのは「交番制度」にあるといわれている。
過去に「警察OB」の人が書いた「警察行政」に関する本を読んで非常に興味深く思ったことが有った。
日本のお巡りさんは、都会でも地方でも「交番」で通行人から道を聞かれると親切に教え、案内する。
しかし、これはお人好しでやっているわけではない。
専門用語で「地理指導」というらしいが、警官は、そういう日々の「地理指導」をしながら、相手から「情報」を集めているのだという。
つまり、「道を聞いてきた人物」の性別、身なり、風体、言葉の訛り、時間帯等々。
「視覚」に飛び込んできた相手のイメージを情報としてインプットしていく。
その時、足がふらついていたり、顔色が異常に悪かったり、ろれつが回らなかったりしたら、逆に、質問したり、「職務質問」したり、最悪、交番に同行を求めて、薬物等の検査をすることになろう。
★何度も言うが、面倒だったり、イザーの言うように、億劫だったら「無視」すればいいのである。
無視することによって、しょっ引かれることは無い(笑)
但し、「倫理的」には、「警察行政」に対する「非協力」であり、「善良な市民」の取るべき態度とは言えないだろう。
《記入し、提出する意思があるのなら、警官に取りに来させるのが「筋」であり、制度本来の「趣旨」にかなっている》
今の時代の普通にセキュリティーの充実したマンションは、入り口から、最初の自動ドアを開けて入ると、各部屋ごとの、ポストが並んでいる。
当然、郵便物はそこに投函されるが、目的の部屋に行こうとしたら、各部屋ごとのインターホンを押し、家人と話をして、事前のアポイントの人物であることを確認してもらって初めて、中から、ロックを外してもらって、第二の自動ドアが開いて、エントランスに入り、エレベーターで、目標の部屋に行ける。
警官が、わざわざ、「巡回カード」を取りに行くのは、先ず電話で相手の住所と、マンション名を聞いて、訪問し、インタホンで「来意」を告げて、自動ドアのロックを外してもらう。
そして、目的の〇〇〇号室について、住人の顔を確認する。そして、「巡回カード」が正しく、記入されているのを確認することに意味がある。
そして、家人に、2,3質問し、コミュニケーションを交わすことにより、職業的に必要な情報を収集する。
《不十分な記入のまま、交番等に持参しては何も意味がない(爆)》
「無住所であったにもかかわらず、「井澤」と同姓の弟と甥の名に電話番号を添えるなど、不法滞在の人間には出来ないはずなので、あっさり受理された」
有り得ない脚本である(笑)
★「無住所」でイザーマン本人とは全く「別人」の自称弟で、東京都中小企業振興公社理事長の、井沢勇治さんの名前と、電話番号、「エアー甥っ子」の井澤某氏の名前と電話番号を記入して、何の意味があるのだろうか?
さも、本当らしく、「キャスティング」する為に、「老巡査」が対応したという「キャラ設定」にしている。
経験豊富な警官が認可したから大丈夫なんだ。という「筋立て」にしたいのだろう。
しかし、常識で考えて、大きな違和感を感じざるを得ない。
- 先ず、警官が「無問題」などという中国語を使うはずがない(爆)
- 次に「老巡査」という設定。これは、あくまでも私のイメージだが、警官はある意味体力勝負、格闘能力も必要。
普通に考えて、警察行政の「最前線」である「交番」には、できるだけ、若く体力の有り余る警官を配置するのではなかろうか?
余程、人手不足なら別だが。
《「本人確認」の不可能性》
受け取った老巡査は、「巡回カード」を持参した人物が一体、何者で、住所がどこかわからなかっただろう。
「億劫だったので」では、「無住所」で受け取っても全く意味がない。
イザーマンは、自分が井沢満本人であることをどうやって証明したのだろうか?
「住所」の記載された健康保険証でも持参したのだろうか?
それならば、最初から住所を記入して、持参したほうがまだましだ(笑)
更に、緊急連絡先が、井沢勇治氏の理事長室直通電話だったら「公私混同」にならないだろうか?
★「住所を記入すること」と「交番まで持参すること」どちらが、体力的、精神的負担が大きいのか?
自分の住所をボールペンで記入するのに「数秒」もかからないだろう(笑)
「億劫」=「不都合」だったのは、玄関内に入られるのが都合が悪かったのではあるまいか(笑)
★例えば、「違法な薬品などの」「異臭」がするとか(爆)
《記入に不備の有る「巡回カード」に「受領書」を発行するはずがない》
「巡回カード」は警官が持参して、居住者本人が記入しなければ意味がない。
私の数回の経験でも、記入して警官に渡しても、「受領書」を発行してもらった記憶がない。
★もし、その老巡査が「受領書」を発行するならば、「宛名」は誰にするのだろうか?
イザーマン本人ではなくて、「自称弟」の井沢勇治氏にするのだろうか?
目の前の「老人」は、何者なのか、さっぱりわからないはずだ。
「花形作家の井沢満を知らないのか(怒)」とおこっても、「日本標準」では、ほぼ無名だ。「郷里というキャラ設定」の大分でも誰も知らないのだから。
「架空領収書」じゃあるまいし、宛名を「上様」など、「公的機関」が発行できるわけがない。
★「巡回カード」は法的には「公文書」だろうが、受領印を押すことがあるとしたら、受け取った警察の出先機関で、余白に日付のスタンプを押すぐらいだろう。
百歩譲って、老巡査が受け取ったとしたら、頭がおかしい老人が「お巡りさんこんなもの落ちてましたよ」といって、巡回カードを「落とし物」として、受け取ったのだろう。それしか考えられない。
《私の神田周辺の土地勘》
私も、イザーマンが過疎ブログに書く、出没地域や地名にイメージがわかないわけではない。
私が勤務したノルマ証券の本店は、東京都中央区日本橋にある。その形から、「軍艦ビル」ともいわれてきた。
証券マンは歩くのが仕事である。重要顧客で近場の客、主に大企業の法人客の所には、極力歩いて出かけた。
日本橋には、同じ系列の、三井本館や、主幹事証券を務める三井系大企業の本社が多数あった。
兜町(かぶとちょう)には、東京証券取引所もある。兜町周辺には、証券マンが大好きなうなぎ屋が山ほどある。ちょうど昼休みに、通るとぷ~んとウナギを焼く良いにおいが伝わってくる。
国債の大口入札で、日本銀行の本店に通って、日銀の幹部と情報交換することはしょっちゅうだった。
私は、横浜の郊外の住宅地から、東急田園都市線が半蔵門線に乗り入れる路線で本店まで通っていた。
仕事に疲れて、座って帰りたいときは、水天宮駅まで、ちょっと遠歩きして、がらがらの始発電車にのって帰った。
当時は終点だった水天宮駅も今は延伸して、始発ではなくなっているらしい。
水天宮駅まで歩くのに、人形町も歩いて通った。
古くからの商店など、江戸情緒を感じさせるいい雰囲気だった。
ただ、私の足で歩いた土地勘とイメージからすると、「神田エリア」は、オフィスビルのひしめく、ビジネス街であって、始業から終業まで働くところであっても、住んで暮らすところではないと思う。
仮に、マンションに住んでも、窓を開ければ行きかう車の騒音と、排気ガスが入ってくるだけ。
★はっきり言って「神田エリア」のマンションに住む人は、親子三代以上続く、地元民でなく、地方や、東京の他地区から移り住んだ人は「訳アリの人」や「世を憚る人」ではないかと思う。
喫煙者でなくとも、数年住めば、肺が「フィルター」代わりになり、真っ黒になるだろう。
《イザーマンに警視庁刑事の「特別待遇」はあるのか?》