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アメリカ大使館に関するウソ|(98)井沢満・BB覚醒・ふぶきの部屋・カナダのわがまま親父、とは(総括編

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97の続きです

《岸信介元総理は角砂糖を手で鷲づかみしたのか?》

この記述には前段がある。

 2013年9月13日の記事

https://web.archive.org/web/20181102120749/https://blog.goo.ne.jp/mannizawa/e/95cb63a320a65380d698482d8f1bc433

アメリカ大使官邸で岸信介氏をお見かけしたことがある。むろん、大昔である。

コーヒーか紅茶を飲まれるときに、角砂糖を3つほども素手でつかまれ中に入れていらしたのが印象に残っている。ちなみに、岸氏は安倍晋三氏の母方祖父である。岸氏から見れば安倍氏は外孫の関係。

以上

この「ネタ」が余程気に入っているのだろう。わざわざ復刻して強調している。

しかし、私には強烈な違和感があった。

岸先生は、能書家である。戦後を生きた政治家の中で、誰もが「最も書がうまいのは岸さんだ」と言っていた。

 

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https://web.archive.org/web/20181204024219/http://www.kyowakyokai.or.jp/about/01-03calligraphy.html

単なる「カミソリ岸」「昭和の妖怪」と言われた官僚政治家ではなく明治の一流の教養人としての素養をほぼ完璧に具備していた。

そんな岸さんが、よりによって同盟国アメリカの大使館のパーティーで、トングが有りながら、角砂糖を3個も鷲づかみして、紅茶のカップに放り込むなどは信じられなかった。

私もよく紅茶は飲むが、家でもレストランでも、角砂糖を入れるときは普通にトングを使う。

他家に及ばれして、紅茶を出される時も普通、角砂糖を入れた容器とトングは一緒に出される。

滅多にないが、トングが無いときは、家人に「何か角砂糖を取るものを出してもらえませんか?」とお願いする法である。

理由は、ごく自然に、指でつかむと角砂糖の粉が手について、べたべたするし、テーブルを汚すのが嫌なだけだ。日本人として普通の清潔感覚だと思う。

まさか、岸さんがそんなお行儀の悪いことをするはずがないと思ったのだ。

現役の稲川会構成員で、前科の有った故ハマコーとは違うのだ。

 

大学の同級生でサークルの友人に、山口県の名門進学校の県立下関西高の出身者がいた。米系の石油メージャーの幹部となっている彼だが、昨冬、彼の父上が亡くなった際は、下関の実家のお葬式に参列した。

お別れ会の終了後、参列した他のクラスメートらと、飲みに繰り出し、昔話に花が咲いた。

丁度、亡くなった彼の父親が岸信介さんが総理の時を知る世代だった。

イザーマンのアメリカ大使館での「嘘くさい話」をして、本当だろうか?と聞くと、彼は「当時を知る人に聞いといてあげるよ」と言ってくれた。

回答は思いのほか早く来た。昭和62年に亡くなった岸信介先生の形骸に接した人たちは年齢順に鬼籍に入っていく人が多い。

彼のネットワークで、聞いてもらった範囲では「そんなお行儀の悪い人ではなかった」という記憶がほとんどだった。

私も全く同感だ。

★イザーマンの作り話は「形を変えた安倍総理に対する誹謗」である。

岸元総理の一人娘で安倍総理の御母堂の安倍洋子さんは90歳の今なお健在である。

また、実弟の岸信夫先生は、慶応の同窓でもあるので、伝手が有ったら、生前の岸信介先生の日常を聞いてみたいものである。

 

《総括;悪質なネームドロッピングの酷さ》

イザーマンの呆れる「アメリカ大使館物語」の登場人物について確認しておこう。

・岸信介元総理・・・1987年没

・正田冨美・・・・・・・1988年没

・アーミン・マイヤー元駐日アメリカ大使・・・・・2006年没

・大使夫人については情報なし。

・松下幸之助・・・・・1989年没

★要するに、「死人に口なし」なのである(怒)

恐らく、イザーマンはこの「田舎芝居の台本」を書くにあたり、ネットで、歴代駐日アメリカ大使の一覧表を見て、「全くと言っていいほど知名度が無く存在感の無い」マイヤー大使を選んだのだろう、そして、更に都合の良いのは、彼の在任期間は、イザーマンが、未だ「工作員」としての準備中で、日本社会に認知されていない時期と重なっていたのである。

 

《駐日アメリカ大使館に確認してみた》

1969年~1972年の、マイヤー大使在任中に、「三流田舎芝居アメリカ大使館物語」が有ったのかどうか、確認してみた。

元総理の岸さんが、大使館に招かれたのはわかる。偉大な政治家の実績とは別に、生前「CIAから政治資金」の提供を受けていたことは、米国国務省の公文書公開で既に明らかになっているからだ。

しかし、角砂糖手づかみの話は解せなかった。

正田冨美の話も、松下幸之助のタケノコお歳暮の話も信用できなかった。

勿論、メイヤー大使夫人の話も。

大使館の担当者の回答は、「大使館の記録については、アメリカンセンター・ジャパン(東京都港区赤坂)に聞いてください」とのことだった。

https://web.archive.org/web/20181204054830/https://americancenterjapan.com/

【結論】

  • 大使館の活動記録は、随時本国の国務省に報告し、保存していない。従ってアーカイブ(書庫)機能はない。
  • 過去の大使の記録は、国会図書館でも行って、新聞ででも調べて欲しい。

何のことはない。結局事実確認はできなかった。

★従って、私はイザーマンの「三流田舎芝居アメリカ大使館物語」は100%、無い知恵を絞った嘘話だと確信した(怒)

次号へ続く

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2 件のコメント

  • 力士が塩をまくみたいに、手掴みなんてあり得ないですよね。ソーサーに角砂糖が添えてあってトングがない場合でも、スプーンでそっとカップに入れると思います。

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