安倍晋三暗殺 剥落するカリスマの虚像
① 安倍晋三「国政選挙6連勝のフェイク」
第二次安倍政権の全ての国政選挙の争点が「韓国との歴史戦」「中国との対立」「左翼リベラル系メディアとの抗争」と言う「イデオロギー色」の強いものでした。
選挙の争点がイデオロギーだと「日常生活に関係がない」ので有権者が無関心になり投票率が下がります。そうなればなるほど組織票(自民党業界団体票+創価学会票)が優位になり、そこを統一教会票と言うカルト票が「ダメ押し」で確実に計算ができる票として「勝利の方程式」が常に成立していたのです。
憲政史上最長の8年8か月の任期はレガシーではない
保坂正康氏のこの著作の通りだと思う。
「石橋湛山の65日」首相の格は任期にあらず 保阪正康
本のサブタイトルからして昭和近代史専門の著名なノンフィクション作家の「安倍晋三に対する強烈なあてこすり」が明らかに感じられる。
国政選挙の低投票率と統一教会が第二次安倍政権を支えた
8年も続くとさすがに長期政権に国民も倦んでくる。アベノミクスの効果も一向に感じらず「生活が豊かになったという実感」が全くわかない。
ある意味低投票率にさせ「党落ラインギリギリ」の安倍友議員を青山繁晴が言う様に木目細かく統一教会票で救い上げる。これが「安倍の選挙戦術」だったのだろう。
井上義行に見る「統一教会票」のパワー
前回の参院選(2019)で約8万7千票で落選した井上が今回、統一教会に入信したことを教団の集会で大声で連呼し、決起集会に安倍晋三を呼び、更に統一教会幹部を集会に呼ぶことで2倍の16万5千票で当選したのが証拠だと言えよう。
つまり統一教会票が7万7716票「上乗せされて」投開票日8月10日の翌日7月11日の未明の4時過ぎにやっと当選が決まったと言うことです。
井上の場合も第一次安倍政権の秘書官であり、2013年参院選の北村経夫の様に「安倍じきじきに」統一教会幹部に投票依頼があったことは間違いないでしょう。
【岸信介が日本に統一教会を招き入れた証拠】
山上容疑者が自分で調査した主張が立証された。拡大図でいくとこちら、岸信介邸と隣接する原理研究所を赤丸で囲みました。
安倍晋太郎も統一教会票の差配をしていた事実
安倍元首相の父は「“統一教会”の選挙ボランティアを割り振っていた」……自民関係者が回顧 「持ちつ持たれつ」の関係ナゼ?|日テレNEWS
https://news.ntv.co.jp/category/politics/07972c2a582a4b95b7288e71f0469541
「統一教会疑獄」遂に安倍晋三の実父の安倍晋太郎まで飛び火
【安倍晋太郎自身が「統一教会の票とマンパワー」の配分を行っていた】
息子と同じ事をやっていたんですね。その割には安倍晋太郎時代の清和会は自民党内の権力闘争には非常に弱かったです。
それで小泉純一郎は本来なら落選の所を田川誠一に連敗しながら辛うじて2位につけて当選していたんですね。統一教会問題とは自民党の問題ではなく「清和会の構造問題」です。
岸信介も統一教会の「票の割り振り」をやっていたに違いない
「安倍・岸家の家人」の元政治記者の野上忠興の著書「安倍晋三 沈黙の仮面」などによると「選挙に弱い(一度落選)」安倍晋太郎は選挙のノウハウは全て舅の岸信介に教わってきたからです。例えば選挙区の神戸製鋼長府製造所の票を林義郎陣営から奪う為に次男の安倍晋三を神戸製鋼本社に「政略就職」させたり。
そもそも岸信介と文鮮明は「盟友」
しかしレーガンへの親書に文鮮明の肩書を「尊師」にするあたり統一教会の熱心な信者で「賛同会員」だった可能性も高いです。
要するに「献金と壺売りノルマを免除された広告塔と対警察の番犬」だったと言うことに他なりません。