「安倍晋三の死」が加速した国内のレジームチェンジ(体制転換)
7月8日、奈良で「安倍銃撃事件」が起きました。
全く予想外だったが「予兆」は見えていた安倍遭難
昨年秋、岸田政権が誕生した時、政局に影響を与えうるキーマンとして四柱推命で安倍の数年後の年運を見た時に驚きました。
来年(2023年)の年運がけじめをつけられる厳しい傷官の年だったからです。
政治家特に一国の最高権力者の場合は「より顕著」に影響が出る「傷官の年」
直近の例としては2020年のトランプの失脚、2017年のメルケルの総選挙敗北による政権の弱体化などの具体例がありますが他にも枚挙の暇がありません。
※画像は大幅に議席を減らしレームダック化した為、連立政権を模索せざるを得なくなったメルケル首相(2017年ドイツ連邦議会選挙)
多くの失政が明らかになり権威が失墜しつつあった安倍
2021年9月29日の自民党総裁選で現総理の岸田さんが新総裁に選出されたこと自体がアベノミクス(安倍の経済金融政策)に対する否定でした。
そして「外交の安倍」も否定されました。
今年2月のプーチンのウクライナ侵攻により安倍の「対露外交の失敗」も明らかになりました。
「内政と外交の失敗」と言う超長期政権ではあるまじき失政が明らかになった以上、来年在職時代の「モリカケサクラ」に代表されるスキャンダルが蒸し返されるか、新たなスキャンダルが露見したら、政治生命の終了は非常に確度の高い予測でした。
来年の運気は夏から入り込み、お盆明けには入れ替わるので7月の参院選後の安倍の影響力の失速はほぼ想定内でした。
※記事トップの画像は全土の80%が氷点下に覆われたアメリカ