今年は世界中で重要な選挙が目白押しの年
※https://www.youtube.com/watch?v=0HgG4tfcr7Y
1月 台湾総統選
投開票はもう明日で東アジアのパワーバランス上、重要な選挙ですが情報不足で予想は出来ていません。
頼清徳が侯友宜に対して優勢を保ちながらずっとそれを維持し続けており、侯はその差を縮め切れていないと言う現状です。
しかしその差は10ポイントほどで大きくは有りません。世論調査の結果、まだ与野党どちらに投票するか決めていない有権者が10%いると言われるので頼清徳が安泰ではにと思います。
野党の国民党が勝っても対中関係は「現状維持」だと見ています。
与党、民進党は頼清徳が勝っても「もう日本の自民党には安倍派は無い」と言う現実を認識してもらいたいです。
超党派の日華議員懇談会は有りますが。
画像は昨年6月に来日した柯文哲と懇談した古屋啓司日華懇会長
3月 ロシア、ウクライナ大統領選
ウクライナ戦争の推移を昨年は殆どフォローしていないので、予想不可能ですが一日も早い停戦を願っています。
4月 韓国総選挙
議会は野党の「共に民主党」が多数です。折角、韓国建国史上初の「まともに交渉できる」尹大統領が登場したので、議会も与党「国民の力」が多数を握って欲しいです。
11月 アメリカ大統領選
トランプ前大統領には「嫌がらせに近い」法的リスクが付きまとっていますが、現状の世論調査では、トランプVSバイデンなら数ポイントトランプが優勢の様です。
その理由は民主党、バイデンサイドが余りにも法的にトランプに嫌がらせをした為に、逆にトランプに世論の注目が集まり、
党員集会でトランプのマグカップやTシャツが多く売れてしまったという現象がその証左です。
■激戦州が勝敗を決める「勝者総取り方式」(Winner-take-allシステム)
例えば、リベラルが強く人口の多いカリフォルニアやNYでは、劣勢の共和党支持者がいくら選挙人を獲得しても
もし最終的に民主党が勝てば(獲得した選挙人の数が多ければ)、ウィナー・テイク・オールで共和党支持者が獲得した選挙人も全てバイデンにかっさらわれてしまいます。
それで世論調査による激戦州でトランプが確実に勝っていけば、最終的に勝利を収めることができると言う現状での予測です。
拙著新刊本で述べた様に、「日本の国益」と「長い目で見た日米関係」では私はトランプ勝利が望ましいと思っています。
他の地域、インド、インドネシア、EU,メキシコについては調査不足の為、現時点ではコメントできません。
以上