小池百合子が都知事でいる限りジャニーズ復活は不可能な理由
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(筆者注)上記の表は上田令子都議が調査した都政広告費(Xにポストされたもの)に私が計算して補記しました。
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尚、「中抜き率30%」については作家で元博報堂社員の本間龍氏がYou Tubeの番組の「一月万冊」で「電通は通常30%を中抜きする」と言う発言を参考にして
博報堂にもそれを適用して試算したものです。
画像は本間龍氏
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2020年度(2020/4/1~2021/3/31)に大手広告代理店2社に合計8億8050万円も都民の血税をつぎ込みました。
この年は2月からコロナが大流行し、有効な対策の打てない安倍晋三は支持率が急落して政権は「死に体」になりました🥶
「安倍より目立ちたい」小池はパンデミック、ロックダウンと連呼して「フリップ芸」を一人踊り狂ったのは記憶に新しい所です👹
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年度が替わって2020年4月以降は都知事選の年でした。
再選を狙う小池は大手広告代理店2社(電通、博報堂)に都民の血税から8億8050万円もぶち込みます。
2社は「手数料マージン率(中抜き率)30%」を合計2億6415億を手元に置いて、残りの額で番組のCM枠のスポンサー企業を集めて販売します。
これが民放キー局各社の収益(売上)となり、番組制作費用を引いたものがTV局の利益となります。
電通&TV局ともに実に「ボロイ商売」です。各局のCM枠の金額はどうやって決まるのか?
ゴールデンタイムの視聴率の高い番組ほどスポンサーに売る金額は高くなります。例えばフジの「月9枠」など。
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その視聴率も電通が決める😱
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(株)ビデオリサーチ社と言う電通が34・2%の大株主の子会社が「決める」のです。
勿論、調査して決めるのでしょうが視聴者やTV局は異議を挟めません。
この様に「NHK(公共放送)以外の民放に対する電通支配」の構造がなんと1962年から60年以上も続いているのです。
NHKは受信料で成り立っているのでCMは関係なく電通の影響は受けません。
「女帝 小池百合子」が小池に与えた脅威😱
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「総理の安倍晋三より私の方が目立っている」と狂喜して余裕で構えていた小池に対し
2020年5月29日に「女帝」が発売されると突然「小池一強」が揺らぎ始めました。
小池の取った「再選戦略」;対自民党
画像は安倍晋三2度目の退陣
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安倍晋三はこの頃既に気力無くなっており二階幹事長の方が党内では力を持っていました(安倍は3か月後の2020年8月に二度目の退陣)。
二階と小池は1993年以来31年間の二人三脚の仲で平野貞夫元参院議員に言わせると「8年間の盟友関係で二人でワンセット」だそうです。
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二階幹事長、自民党都連に圧力😱
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「自民党は対抗馬を立てるな」
「小池さんの学歴を疑うとエジプトとの外交問題に発展する」んなアホな🤣
ロンドン在住の作家の黒木亮氏が「有り得ない、未だって起こっていない」と一笑に付していました。
結局自民党都連は二階幹事長の圧力に屈して独自候補を立てられず対抗馬は泡沫候補だけとなりました。
対抗馬を見れば最初から小池圧勝の構図
https://www.tokyo-np.co.jp/article/35746
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①対抗馬は小池以外は知名度が無くみな泡沫候補
②自公与党は自主投票
自民党は自主投票、公明党は「?」が付いていますが創価婦人部は「都内の小池の固定票」です。
③野党共闘は失敗
連合東京も政策協定を結んでいるので宇都宮でなく小池に投票します。国民民主党が自主投票になっているのがその証左です。
④首長選挙は基本的に現職有利
小池の持論「選挙はTVがやるのよ」
ここで4月1日以来、小池が都民の血税から電通、博報堂にぶち込んだ現ナマ8億円の効果が強力に効いてきます。
女帝が発売された5月29日から小池が立候補を表明する6月12日までネットやSNSでは野党から誰が出馬するか結構盛り上がっていましたが、
NHKや民放は毎日、定時に都庁の玄関前で本日の感染者数を発表する小池だけを報道し告示の6月18日まで対抗馬については一切報道しませんでした。
電通が小池に「忖度」し民放キー局は電通の圧力で都知事選について報道するのを「自主規制」したからです。
NHKは盟友の二階に頼まれ人事権を握る菅義偉官房長官が圧力をかけました。
コロナを理由にTV討論会を拒否し続けた小池
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現職の小池が出演を拒否するのでNHKを含め各TV局は対抗馬を含めた立候補者の討論会を開催できませんでした。
唯一ウェッブ会議形式の番組だけ出演しましたが小池は討論を仕掛けられても応じようとはせず、対抗馬を「埋没」させてしまいました。
小池十八番のポピュリズム選挙;B層重視
小泉郵政イカサマ選挙以来、小池の必勝戦術です。B層とは
①TVしか視ない人
②ネットも見ない人
③自分で情報収集しない人
④自分の頭で考えない人
を指します。だから小池は何歳になっても「TV映り」だけを気にして「見てくれ重視」なのです。
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