勤務医の時間外労働の上限規制とは
年間許される勤務医の総残業時間が960時間、月に直すと80時間です。交代制で週休二日だとすると月の実働日が20日ですから一日の残業は4時間までとなります。
民間だと8時30分出社、夕方5時半退勤の8時間労働で夜間は9時30分までしか残業できないのと同じ事です。
一年365日、都内の救急病院は夜の9時30分以降は開店休業状態になる😱
医師の働き方改革では雇用主に罰則規定(禁固刑)🥶がありますから救急病院の理事長は夜の9時30分になったら病院内に残っている勤務医や救急医に「とっとと帰れ」と命令しなくてはなりません。
コロナの時の様に救急病院から拒否され治療を受けられないまま死亡する人が激増する
例えば想定されるケースとして都内に住んでいる高齢者のAさん(70歳)が夜中の10時に持病の心臓病の発作を起こして家族が救急車を呼んだとします。
救急車は全速力で走り最寄りの救急病院Aに言っても「すいません今現在救急担当の医師は一人もいません」と断られ同じ区内の救急病院B→C→Dとたらい回しされるうちにAさんは様態が悪化し救急車の中で心肺停止状態となりました。
偶然帰り遅れた救急医が一人いた救急病院EでようやくAさんは受け入れられましたが皮肉なことにその医師によって死亡が確認されて「死亡診断書」を書かれる羽目になりました。コロナの頃はコロナ患者が露骨に病院で受入拒否されていましたが5類移行は普通の病気で「コロナ禍」以上の阿鼻叫喚の地獄が待っているのです。
日本の「緊急医療」を守ろうとする勤務医の心を折った2024年の診療報酬改定😭
2024年の診療報酬改定はベースアップでたったの2・5%です👹民間の春闘平均より低いです。
勤務医は当直明けに午前中も休みなく仕事している人が多いです。
「ふざけるな💢」と言う気持ちになるのもよくわかります。これでは勤労意欲が無くなるでしょう。
「医師の働き方改悪」と事実上の診療報酬切り下げの理由は何か?
厚労省と日本医師会は「日本の救急医療体制維持」の為に診療報酬をもっと上げたかったのです。2・5%の賃上げでは今のインフレ下では「実質賃金の目減り」です。
しかも勤務医の診療報酬改定は民間の春闘と違って毎春ではなく2年に1回だけです。
防衛費と子育て支援に予算を食われたのが理由
国民は救急医療は諦めろ
勤務医は医療法人に雇われている被雇用者ですから政治や厚労行政に関心が高く敏感です。開業医の方が無関心な人が多いです。
日本医師会の幹部と親しい知人の開業医が言うには、故安倍晋三が撃たれる一か月前の2022年6月、再々登板を狙って岸田総理を押し切った「防衛費のGDP2%」公約と
菅義偉が長期政権を狙って人気取りと統一教会のために作った「子ども家庭庁」全体の予算と今国会で岸田総理が散々叩かれながら苦労して成立させた子育て支援法に予算をごっそり持っていかれて「国民は救急医療は諦めろ」と言う結果になったのです。
こう言うとすぐ「財務省悪玉論」がでますがそれは違います。財務官僚は家庭の主婦の様にただやりくりしているだけで防衛予算をいきなり2倍にした故安倍晋三と統一教会の密接関係者で子ども家庭庁を作った菅義偉前首相が悪いのです。
予算編成とは民間も国も地方も必要な物をリストにして積み上げる積算方式(せきさんほうしき)が常識です。
蓮舫なら立ち止まって考える、小池は再選されたら即「救急医療制度」廃止😭
御気の毒ですが東京都民は小池百合子が三選されたら7月8日以降「救急医療サービス」から「小池に政治献金している富裕層」以外は全員「排除」されます。小池はいつもの様に作り笑いをして「国が決めたことだから東京都が全国で一番先にやります」とドヤ顔で宣言するでしょう。
蓮舫なら一旦立ち止まり都民にとってベストな方法を考える
期待するのは彼女は野党議員(民主党→民進党→立憲民主党)として第二次安倍政権と同時にスタートした竹中平蔵とパソナ主導の「働き方改革」と言う一見美しい名前の労働市場の構造改革に一貫して反対してきたからです。
国会論戦を通して「医師の働き方改革」の矛盾にも詳しいはずです。
東京都民の有権者の皆様は自己責任でよく考えて投票して下さい🙏
画像は小池に騙され裏切られた築地仲卸おかみさん会の山口タイ氏 「女帝」を半分ぐらい読んだら気分が悪くなったそうだ
小池に投票した時点で冷酷無比な「小池ファシズム」の下、自分でスコップ持たされて自分用の穴を掘らされるのは自明のことです。小池百合子の相当前から決められたミッション(使命)のロードマップの終着点に過ぎませんから。
東京都民の皆さんは泣こうが喚こうが逃げられませんよ。築地の仲卸の奥さん達と同じ目に遭うのは間違いないです。