超富裕層を呼んでも消費は増えない
※https://youtube.com/watch?v=OQ_UEHJogR4&t=29s
一年前の動画ですが中国の上海から子供連れで来日した若い富裕層の一家が高級鮨店で20万円の飲食をしています。
夫婦二人分だと10万円です。
この夫婦が昨年、東京にオープンしたブルガリ東京に宿泊したとしましょう。一泊25万円。
アトキンソンは一泊900万円の外資系超富裕層向けホテルを日本に全国に誘致しろと言っている。
消費能力は夫婦二人で36倍有ります。
実際にニューヨークから世界の17万人に一人の夫婦が来日したとします。年齢はともに60歳台とします。
その夫婦が高級鮨を上海の若夫婦の36倍食べなければ金融資産に見合った消費効果はない。
しかし一晩で360万円の鮨を食べるでしょうか?無理です、胃袋の大きさは同じでしかも高齢で胃の消化能力は落ちている。
富裕層はブランド物を買ってくれるのか?
アメリカ人親子の母親はルィヴィトンを100万円分買ってくれました👏
NYの超富裕層の妻は36倍、3600万円分買ってくれるのか?買うわけないですよね😜
そんなものわざわざ東京で買わなくともNYで既に多くのブランド品を腐るほど持ってるはずですから🤣
超富裕層の夫の方は消費に貢献してくれるか?
画像は都内の高級キャバクラ
こういう人は秋葉原に行ってフィギュアなんて買ってくれないから夜の街に行ってもらおう。
日本人の若い女性が好きだと言う設定で通訳を雇って東京の有名キャバクラをはしごして貰おう。
奥さんの許可を得て条件は①一軒に最低一時間は居る。
消費能力から言って一晩にキャバクラ36件は梯子できるはずですが。できませんね。
60歳過ぎて体力が続かないし、夕方早め7時から来店しても1日は24時間しかないわけですから。3店舗ぐらいでギブアップでしょう。
結論;超富裕層を日本に呼んでも消費に貢献しない
アトキンソンの言う金融資産20億円以上の超富裕層とは全人類の2/1000%の17万2850万人しかいません。
その60%が北米と欧州に住んでいます。しかしそのうちの一人よりも金融資産が1/36の上海の若夫婦の方が体力も有って消費するでしょう。
所得が増え富裕になるほど消費しなくなるのは経済学の常識
年収や金融資産に対する消費額を平均消費性向と言い、月給を最低単位(1万円)ずつ増やしていけば所得の何割を消費に回すかと言う傾向を経済学では限界消費性向と言います。
図で分かる様に年収200万未満の低所得階層は月給が1万円増えれば0・5ですから5千円を消費に回し残りを貯蓄に回します。
年収が1千万以上になると0・06ですから600円しか消費に回さない。
富裕層の定義は年収500万円以上で金融資産1億円以上です。
アトキンソンが例に挙げた超富裕層は金融資産20億円以上ですから株の配当金、債券の利子、家賃収入、オーナー企業の役員報酬などを所得としてほとんど働いていない可能性も高いです。
この階級になると限界消費性向は限りなくゼロに近づきます。プチ富裕層(小金持ち)と同じぐらいしか消費しません。
消費するという事は誰かの売上になり所得になり投資に向かい経済成長の原動力になります。
アトキンソンは経済学の常識を理解していない
「消費は美徳」であり浪費でも悪徳でもない
日本の戦後の高度経済成長期(1961年~1973年)は政府が「消費は美徳」と推奨しその通り年間10%以上の経済成長を実現しました。
ですからたいして消費しない超富裕層を呼ぶためにわざわざ国立公園の自然を破壊して超富裕層用のホテルを全国の国立公園に建設することは愚の骨頂なのです。
アトキンソンはオクスフォードの日本学部卒業と言っていますがここで習うことは日本語、日本史、日本文学です。
日本の大学の経済学部の様に基礎から丸々4年間、ミクロとマクロの経済学を習得したわけではない。
よくアナリストで食っていけたな~と感心するばかりです。
著書でもYou tube番組でも日本人の言論人と日本の視聴者に対していつも上から目線でエラソーにまくしたてる割には今回の「黒人奴隷・弥助事件」の様に
「日本はシルクロード経由で黒人の奴隷貿易をやった」などと幼稚な妄想を堂々と言う辺りは「利口ぶった馬鹿」なのかオクスフォード大学がカイロ大並みに低レベルなのか
小池百合子の様に学歴詐称しているのかいずれかで近いうちに正体がばれるでしょうが非常に興味深いです。
日本の純真なゲーマー達に斬り込まれただけで反論できずXに鍵をかけ籠城した狼狽ぶりは工作員であることを自白したのも同然です👮幸いに新しい綽名もゲットしました🤣