進次郎逆ショック
裏金議員公認問題と刺客候補
９月６日の小泉進次郎の出馬会見は「愚劣極まりない」もので論評に値しませんが大きな墓穴を掘ったのは「裏金議員の公認問題」です。
事実上の「非公認」にすると言ったのは石破茂氏も同じですが年の功もありそれほど叩かれなかった。
しかし進次郎は歌舞伎役者の様に見栄を切って大声で「説明責任を果たしたかどうかチェックして厳正に処分する」と断言しました。
安倍派と二階派の裏金議員合計約７０名は６名を除きほとんど政倫審に出席しませんでした。出席した安倍派幹部は４人が離党勧告、党員資格停止の重い処分を受けた。
残りの６４名も取り敢えず政倫審に出席していれば良かったのですが茂木幹事長が格好つけて恩を着せて「厳重注意処分」で済ませました。
つまり残り６４名の裏金議員は国会でも選挙区でも一切説明責任を果たしていないのです。
進次郎の「厳正処分」の意味は「非公認」にすると言う事ですから裏金議員の選挙区に「別の自民党公認候補」を立てなければ約７０議席減となってしまいます。
しかしこれは「刺客候補」を立てると言う事で自民党を分裂・弱体化させた進次郎の実父、小泉純一郎のの２００５年の郵政イカサマ選挙の悪夢がよみがえります。
自分達を解雇すると宣言している社長候補に投票する馬鹿はいない👹
進次郎の「裏金議員処分」は例えて言うとこう言う事です。ある大手の証券会社で全国の支店で顧客からのクレームの多い上位７０人の営業マンがいたとします。
退任した前社長の時に全員、人事部から処分されて賞与（ボーナス）を半額にされたり課長昇格をを停止されたり全員、厳しい処分を既に受けている。
そして新社長は全社員の選挙・投票で決める様に臨時株主総会で決まった。新社長の選出選挙には副社長以下平取締役まで８人が立候補すると表明した。
その中の一番若造の４０代の平取締役Aが公約として「私が社長になったら顧客の信頼回復のために７０人全員を懲戒解雇します」と宣言しているのと同じ事です。
その対象となっている７０人の営業マンはみな一人一票持っています。彼らがその４０代の若造取締役のAに投票するわけが有りません。
逆に残りの７人の候補に取り入ったりA取締役のスキャンダルを調べて週刊誌に流すでしょう。
決選投票で林ヨシマサ氏に雪崩れ込む国会議員票😍
大きな塊のコバホーク票３６票は「４回生以下の失業対策」票だから進次郎に流れずに一番穏健な対応をすると言っている林氏に流れる。
加藤勝信の１２票も世代交代を拒否する二階派のNo2の武田良太の差配なので林氏に流れる。合計すると１回目の投票で国会議員の基礎票を最低８３票は持っていると想定できます。
画像 バンドワゴン現象 勝馬に乗ろうとする人々
これが決選投票になるとバンドワゴン現象（勝馬に乗る）で一気に急増して林ヨシマサ氏が第１０１代、自民党総裁＝総理大臣に就任すると言うのが私のシミュレーションです。
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