慶應に本当に在籍した大物政治家は必ず痕跡を残す👹
画像は中央が田村元元衆議院議長(2014年没)、左が娘婿の盛山文科大臣、右が甥の田村憲久元厚労大臣
「タムゲン」の綽名で有名だった田村元衆院議長は私が教養課程の日吉キャンパスに在籍中に法学部に恩師(指導教授)の「田村評」が伝説で残っていた。
恩師はとうに定年で引退しても孫弟子クラスの教授が代々「伝承」として語り伝えていたのだ。
「あいつ(田村議長)はどうしようもない馬鹿だった」これは慶應の文系の教授が成績は別にして可愛かった教え子に送る最大の愛情表現だ。
慶應に本当に在籍した大物政治家は必ず痕跡を残す②👹
島根県の人は記憶にあるかもしれない「チェリー」の愛称で知られた桜内衆院議長は慶應大学体育会競争部(陸上部)の出身で競争部の同級生が寄付を貰いに行っていた。
橋龍こと橋本龍太郎はよく母校に来て後輩に稽古をつけていました。
自民党を二度下野させた元自民党の超大物議員は確かに慶應は卒業しているが学部が違うと言う「噂」があるが飽くまでも「噂」です。
義塾は東大や早稲田に比べて政界に進む人は1980年代は多くなかった。ましてや総理候補になる人はもっと少なかったので在校生もOBも興味津々で慶應OBの自民党政治家の情報収集するのです。
私が最初に小泉純一郎に違和感を覚えた時;道路公団民営化
慶応の経済学部をまともに卒業したなら有り得ない幼稚な「思いつき」
道路など国家の基礎インフラは採算重視の民間ではできないので国家がやるのは常識で母校では1年次の必須科目の「経済原論Ⅰ」で教わる内容です。
仮に小泉が在籍していたとしても昭和40年代はマルクス経済学主流の時代で教授もほとんどが「マル経」ですが、マルクス経済学にはそもそも「民営化」と言う概念は当然、有り得ません(笑)
従ってこれを理解しないと日吉(教養課程)で2年生に進級できません。
当然の如く大失敗した「民営化遊び」🤣
画像は「道路族のドン」の古賀誠元宏池会(旧岸田派)会長
行革の専門家の田中一昭氏のみならず委員の一人の櫻井よしこまで大失敗を認めてその経緯を著作にもしています。
勝手に「勝利宣言」しているのは当時作家だった猪瀬直樹(後の東京都知事)だけです。
小泉純一郎が政敵で「道路族」のドンの古賀誠の力を削ぐのが目的の国民に「やってる感」をアピールする為の単なる「政治ショー」でした。
従って持ち前の政治力で「幼稚な民営化論を骨抜き」にして事実上の勝者となった古賀誠は2004年に「道路公団民営化遊び」が終了した後も道路行政への強い影響力を持ち続けています。