拡散希望;林ヨシマサ官房長官は本当に「媚中派」なのか?
8月20日の記事だがチャイナウォッチャーの第一人者の近藤大介氏が非常に貴重な記事を投稿していた。
https://gendai.media/articles/-/135890
「高市早苗、小泉進次郎はA級戦犯だ」「本音は野田聖子推し」中国は《自民党総裁選》11人の候補者をこう評価している
2024年8月20日 現代ビジネス編集次長 近藤大介
私が注目したのは記事の後半の中国共産党幹部による「9人の総裁候補の人物評」であり中国側の国益に基づく好悪が率直に示されている。
中国が大好きな総裁候補を上位から見ると
近藤氏は共産党幹部や政府高官との日頃の付合いや意見交換から総合評価を☆の数でつけている。
当然☆5が「最親中派」だがTOPは野田聖子で星5。度々訪中し二階元幹事長とも親しい。
中国は野田聖子総理誕生を願っていた
中国に好かれるポイント
①中国が望む回答を先読みして表明する事。野田は南シナ海人工島問題(フィリピン、ベトナムと紛争中)について「日本とは直接関係ない」中国が望むベストアンサー。
こういう政治家こそ「媚中派」と呼ぶべきではないか?要するに中国側から見て「組しやすい相手」だろう。
南シナ海人工島問題とは
https://www3.nhk.or.jp/news/special/international_news_navi/articles/feature/2023/12/08/36446.html
揺れる南シナ海 中国と各国の埋め立て競争激化 最前線で何が NHK 2023年12月8日
南シナ海のいくつかの特定岩礁について中国、ベトナム、フィリピン、台湾らがそれぞれ領有権を主張して譲らない、中国は早くから軍事拠点とするべく人工島を造成しており
日本とアメリカはその状況を地政学的な脅威として注視している。
画像は人工衛星から撮影した中国の人工島のトリトン島、拡大すれば滑走路や中国語の文字が見える
中国、ベトナム、フィリピンの3国は1980年代から岩礁を巡って軽度の軍事摩擦を引き起こしている。
2022年からは今度はベトナムも中国に対抗して幾つかの岩礁で埋立て工事や港湾建設を行っている。
画像はベトナムによる埋立て拡張が進むピアソン礁(左)と港湾が建設されたテネント礁(右)
フィリピンは中国と領有権を争うセカンド・トーマス礁に老朽化した軍艦シェラマドレ号を意図的に座礁させ、乗組員を常駐させて
フィリピン海軍で乗組員に水や食料を補給すると言うゲリラ作戦で実効支配の強化を図っている。
これを嫌った中国の海警がフィリピン軍の補給船に放水して妨害し両国が非難し合っている。
中国が好きな政治家No2は石破新総理
理由は「親中」とは関係なく中国共産党の幹部や政府高官は「自分の言葉で議論できる政治家を好む」から。
1972年の日中正常化の時、田中角栄首相と周恩来は決着まで喧々諤々の議論をした。
石破総理が政治家を目指した時、田中事務所に入った事も知っているのだろう。
石破総理の防衛大臣時代(2003年、小泉政権)のレアな訪中写真
曹国防部長と晩さん会で53度の茅台酒を70杯飲み交わしたと言う面白い逸話も載っています。
出所はこの在日中国人のXの垢です
「縦横日本」とはオールアバウトジャパンの意味でしょう。対日移民のコンサルがお仕事の様です。
同率No3は茂木敏充前幹事長
石破新総理と同じ☆4個。田中角さんの流れを汲む平成研だからと言うだけ。そう言えば「シェイシェイ茂木」って言われていたなあ。
中国から交渉の相手と見做さていない候補
☆2個。上川陽子前外相「ただの官僚」。加藤勝信「ミニ安倍晋三」・・・これ笑っちゃいますね
河野太郎は実父の洋平が日中友好議連会長だが「予測不能な政治家でミニトランプ」
斎藤健、林長官とハーバート留学時代に交流はあるが「アメリカの代理人」これは意外でしたね。要警戒かな。
中国から見て「論外」なNG候補
靖国タブー
☆1個。「靖国タブー」これは私も同感です。英霊を「政局の舞台装置」として使うのは言語道断であり「不敬」極まりないです。
小泉純一郎ー安倍晋三の流れ。高市早苗、実父の印象から小泉進次郎、コバホークと言う予想通りの3名。
中国から見た親中度、林長官は意外な序列5位
互いを良く熟知した相手だが手強い「知中派」
近藤氏「林氏を「親中派」と呼ぶ右派人士もいるが私は「知中派」と見ている昨年4月に外相として訪中した際には、かなり厳しく中国側に詰め寄っている」
要は嫌われている訳でもなく交渉相手として認めているが「手強い相手」として」警戒していると言う事。
ハニトラ云々の誹謗中傷は完全に事実無根👹
もしそう言うトラップで弱みを握られていたら映像に残り世界中に配信される為に外交交渉で相手を追い詰められないでしょう🧑⚖️
丁々発止の交渉は「やらせ」と言う言いがかりもできるが何よりもメンツを重視する中国政府にとっては例え「茶番」でもそれは有り得ません👮