万博が終われば維新議員の刑事告発案件は一斉に地検の捜査が始まるだろう
身を切る改革が売りの維新から「政治とカネ」の問題

https://www.asahi.com/articles/AST8W0GDVT8WUTIL00DM.html
維新・石井章参院議員の事務所捜索 秘書給与を詐欺疑いで地検特捜部
朝日新聞 2025年8月27日
「日本維新の会」の石井章・参院議員(68)=比例=が公設秘書の給与を国からだまし取った疑いがあるとして、東京地検特捜部は27日、詐欺の疑いで石井議員の事務所などへの家宅捜索を始めた。資料などを押収し、実態解明を進める。
27日午前10時ごろ、茨城県取手市にある地元事務所や東京都千代田区にある国会事務所などに、特捜部の係官数人がそれぞれ入った。
石井参院議員は茨城県の取手市議などを経て、2009年8月の衆院選に民主党から立候補して比例北関東ブロックで初当選した。
その後、国政選挙で3回落選したが、16年7月の参院選で「おおさか維新の会」から立候補し、比例区で当選。22年7月の参院選で「日本維新の会」から立候補し、比例区で再選した。
公設秘書の給与詐取事件は、00年代前半までに辻元清美・前衆院議員(当時。現在は参院議員)が逮捕されるなど相次いだ。
このため、議員の配偶者の採用禁止や秘書への直接給与支給などを盛り込んだ改正国会議員秘書給与法が04年に成立した。
昨年8月には、広瀬めぐみ元参院議員が勤務実態のない秘書の給与を国からだまし取ったとして詐欺罪で在宅起訴され、有罪が確定している。(転載ここまで)
万博が終われば維新と言う政党は用済み
2025年10月14日以降、逮捕ラッシュか?

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250904-OYT1T50137/
前岸和田市長、入札情報漏えい疑いで逮捕…女性問題で2度の不信任決議受けて失職
読売新聞オンライン 2025/09/04
大阪府岸和田市が発注した工事の入札情報を漏らしたとして、大阪地検特捜部は4日、前市長の会社役員、永野耕平容疑者(47)を
官製談合防止法違反、公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕した。
発表では、永野容疑者は市長在任中、2021年5月に行われた市発注工事の入札前に、業者の代表取締役に最低制限価格を漏らし、この業者に落札させた疑い。
特捜部は「捜査の具体的な内容に関わる」などとして、工事の内容や落札業者について明らかにしなかった。
官製談合防止法は、入札を行う国や自治体の職員が入札に関する秘密情報を漏らしたり、特定の業者が落札しやすいよう便宜を図ったりする行為を禁じている。
特捜部は8月25日、同法違反容疑で永野容疑者宅を捜索していた。(転載ここまで)
菅義偉元首相の「警察をグリップする力」がもう無くなっている
画像は左から「伊藤詩織事件」の当事者と逮捕状の握り潰しを「指揮権を発動した」と言う珍説を繰返した中村格元警察庁長官(当時警視庁刑事部長)
現場の警察署が女性の性被害事件で逮捕令状を請求する例は当時(2015年)は極めて稀だった。

理由は菅義偉元首相の「警察をグリップする力」がもう無くなっているからです。
かつては官房長官(事務方トップ;各省庁事務次官の直接の上司)の力をフルに悪用して「伊藤詩織事件」で
TBS元記者の山口敬之の「逮捕状を握りつぶさせる」なんて言う芸当が出来たわけです。
その証拠として菅氏のパワーが健在ならば疑惑だらけだった岸和田前市長が大阪地検特捜部に逮捕されることは有り得ないからです。
岸和田前市長の逮捕が「蟻の一穴」になるか?
画像は菅氏の体調とPCユーザーを苦しめるセーフモード

菅氏は未だ、頭は働いているんだろうけどPCで言えばOSが「最低減の機能のセーフモード」でやっと動いている状況だと思います。
斎藤元彦兵庫県知事問題も同じです。
「維新無罪」の時代は終わるのか?
そもそも維新は「安倍派清和会の別働部隊」であると同時に「安倍晋三の影の私党」、「権力の補完材」で実質的な党代表が菅義偉元首相でした。
維新の関西特に大阪での斜陽は中央での「安倍派清和会の事実上の消滅」を表わす象徴的な現象です。
全ては菅義偉元首相の「健康状態次第」です。そしてはっきり言って「持ち時間」は極めて残り少ないと思います。
「菅義偉のXデー」がしぶとく生き残っている旧安倍派幹部の4人組の運命を決めるでしょう。

維新は石破総理のうちに自公と連立を組んで与党入りしておいた方が得だと思います。(筆者注;石破総理は9月7日に退陣表明した)
「公設秘書給与の流用事件」?それにしても随分と古典的で「ベタな」捜査案件ですね(笑)