加害者、被害者ともに外国人(同国人)の凶悪犯罪をどう扱うべきか考える
日本で裁判受けさせる必要なし、ベトナムに強制送還すべし(怒)
不幸中の幸いで被害者の中に日本人はいなかった。
長期の裁判を受けさせるのは血税の無駄使い
ちゃんと逮捕した警視庁はGJ。これで逃亡犯人による「二次犯行」を防いで国民の安全と治安は守られた。
儲かるのは弁護士のみ
これから「取調べ」「留置場への収容」で容疑者の食費、光熱費、健康管理費などは我々国民の「血税」で払われる。
検察に起訴されて刑事裁判が始まれば、検事や裁判官の給料も「血税」から。
日本の「司法機能」の無駄使いと時間の無駄
警視庁は人員を割いて犯行グループに自白させ調書を取るまで1か月以上かかるだろう。もっと「捜査の優先順位の高い事件」が有るはず。検察庁も裁判所もそれは同じ。
容疑が固まって起訴され「刑事裁判」が始まれば事案は「身代金目的の略取誘拐」だから執行猶予無しの実刑は確実。
懲役5年となれば、収監される刑務所で、また食費、光熱費、医療費が「血税」から払われる(怒)
容疑が固まり起訴が決まればベトナムに強制送還すべき
起訴が決まれば「取調べ資料」と「調書」起訴内容の資料を添えて「後はベトナムで裁判してください」と強制送還するのがベスト。勿論日本への「再入国は不可」として。
ベトナムで裁判すれば国内法が違うから日本より「判決・量刑が軽くなる可能性」が有る。その方が「人道的」ではないかと思う。
被害者の母国の「国民感情」を納得させる判決が必要
私が上記の事件についてつぶやいたのは「もう一つの理由」がある。それは日本ではさほど話題にならなかった下記の事件があったからだ。
中野区中国人留学生殺害事件(なかのくちゅうごくじんりゅうがくせいさつがいじけん)は東京都中野区で2016年11月3日未明に発生した殺人事件。
法政大学の大学院生で中国籍の女性(当時24歳)を、中国籍の男がアパートの前で所持していたナイフにより複数回刺して殺害。現場には、加害者の元交際相手で被害者と同居中であった女性がいた。
事件の数日後に、詳細についての報道がまだ不十分な際、被害者の母は「親友を庇い殺された」とのいきさつを新浪微博に明らかにしていたことで、中国においても国民の強い関心を集めていた。
事件発生以来の1年近く、母は現場にいた同居女性およびその家族の個人情報を明らかにしており、相手が事件の道徳的義務を果たしていないと非難し、
「国内外の大衆に向けて署名募集活動を行い、日本の司法に犯人の死刑を求刑を望む」と述べた。
2017年11月、事件が発生した翌年、インタビュー番組「局面」で、被害者の母とその同居女性の声明が発表され、中国国内の世論に新たな関心を集めた。
2017年12月、犯人の男は東京地方裁判所で殺人罪で検察の求刑通りの懲役20年の刑が下されている。
Wikipedia
日本ではさほど関心を引かなかったこの殺人事件は、被害女性の母国の中国では連日トップニュースとなった。
https://www.newsweekjapan.jp/lee/2017/11/post-24_1.php
東京で起きた中国人女性殺人事件、日本は無関心のままでいいのか
2017年11月28日 李小牧連日トップニュース、200万の署名を集める「江歌事件」とは何か
(中略)
この1年余りというもの、「江歌事件」は中国で注目を集めてきた。特に12月11日の日本での裁判を前に報道は過熱し、連日のようにトップニュースとなっているほどだ。
なぜ中国の人々はこれほど事件に注目しているのか。それには3つの理由がある。
第一に善良な女性が友人の身代わりになって殺されたこと。江さんが母子家庭出身で、たった1人の娘を失った母親の悲痛な思いに胸を打たれたという同情だ。
そして第二に事件に多くの不可解な謎が残されている点だ。謎の多くはルームメイトにまつわるものだ。
別れてから2カ月間も陳の嫌がらせを受けおびえてきたのに、江さんが警察に通報するよう進めても同意しなかったこと。
事件の直後、警察の調べに犯人の見当がつかないと答えていたこと。犯行時に家に閉じこもって江さんを助けようとしなかったらしいことなどだ。これらの疑問にルームメイトは答えていない。
それどころか自らを救った江さんの遺族にも会おうとしなかった。
事件から9カ月が過ぎた今年8月になって、中国世論の批判にさらされてようやく江さんの母親と面会したが、新たな事実は明らかとなっていない。
第三の、そして最大の要因は江歌さんの母、江秋蓮さんの行動だ。「娘は私の人生の全てだった」と語る江秋蓮さんは今年8月から「陳世峰の死刑を求める署名活動」を中国で行っている。
この活動が中国社会で大きな反響を呼んだ。一人娘を失った辛さはよく分かると賛同する人が多く、200万人を超えるネット署名を集めているほか、支援の寄付を行った者も少なくない。
その一方で「娘の死を口実に金儲けしている」「日本に留学するなど売国奴だ」といった心ない批判も寄せられている。
実際には江秋蓮さんは心労の余り仕事ができなくなり、自宅まで処分して活動資金を捻出しているのだが。
(中略)
裁判を控えた今、中国で注目を集めているのは日本の司法、殺人事件に関する量刑だ。江秋蓮さんは容疑者の死刑を求めているが、日本では殺人犯といえども、被害者が1人では死刑判決が下りるケースは少ない。これが中国人には不可解なのだ。
たんに中国は死刑が多い国だからというわけではない。中国における「公道」(正義)とは、社会の多くの人々が納得する落としどころを見つけることにある。
一人娘を失った母の悲痛な思いがあり、それに多くの人々が共鳴している今、司法がその気持ちに応えることこそが正義なのだ。日本では司法が世論になびくようなことがあれば、批判の対象となるだろうが。
今回の事件では加害者も被害者も中国人だが、だからといって日本の司法が中国式になるべきだとは私も思わない。ただし日本と中国の違いを正しく認識し、それを丁寧に説明していくことが必要だ。
2007年に起きた名古屋闇サイト殺人事件では、被害者が1人だったにもかかわらず、残虐な犯行だったこと、反省が見られなかったことなどを理由に実行犯3人のうち2人に死刑判決が下された(残る1人は無期懲役)。
もし陳世峰が死刑にならなかったとすれば、何が判断の違いを招いたのか、恣意的ではない日本のルールがあることを説明しなければ、中国人の日本司法に対する怒りを招くことも考えられる。
最後に江秋蓮さんの言葉を紹介して本稿を終わりにしたい。
(私の願いは)陳世峰を死刑にして欲しい。それだけです。娘は私の人生の全てでした。
今の望みは「陳を死刑にした」という知らせを持って、あの世で娘と再会することだけです。日本の量刑基準では、死刑判決は出ないだろうという話を聞いたことがあります。
ですが殺した人間の数で量刑が決まるのはおかしくないでしょうか。全く罪がない娘を殺した、しかもとても残忍な方法で殺したのです。
それで極刑にならないのはおかしいのではないでしょうか。しかも陳が殺したのは娘だけではありません。
私も、そして私の母も事件によって殺されたも同じ。一家皆殺しと同じなのです。
私は命をかけて、陳の死刑を求めていきます。ご支援をお願いいたします。
殺した人間の数で量刑が決まるのはおかしい
私の考えは被害者の母親の江秋蓮さんと全く同じです。
日本では「永山基準」と言うものが有り「被害者が2人以上」でなくては原則死刑判決が出ません。
永山基準(ながやまきじゅん)とは、日本の刑事裁判において死刑を選択する際の量刑判断基準。
1983年(昭和58年)7月8日に最高裁判所第一小法廷(大橋進裁判長)が連続射殺事件(1968年発生)の加害者である被告人・永山則夫(事件当時19歳少年)に対し、
控訴審(東京高等裁判所)の無期懲役判決を破棄して審理を東京高裁へ差し戻す判決(第一次上告審判決・以下「本判決」)を言い渡した際に提示した傍論が由来で、
日本の最高裁判所が初めて詳細に明示した死刑適用基準である。
本基準は必ずしも他の判決に対し拘束力を持つ判例ではないが、後に死刑適用の是非が争点となる刑事裁判でたびたび引用され、広く影響を与えている。
一般的には被害者数が1人なら無期懲役以下、3人なら死刑。2人がボーダーライン」という基準が形成されていった
Wikipedia
中国の「一人っ子政策」と国民感情、独特の儒教的家族関係を考慮すれば犯人を強制送還して母国で裁判を受けさせるべきだった
私はこの事件を知り、被害女性の母親が中国の新浪微博(中国版ツィッター)で「犯人の死刑判決を求める署名活動」をしていた事は知っていました。
ネットではたびたびニュースで拾えましたが、地上波のTVでは犯人逮捕以降は殆ど報道されていませんでした。
「加害者も被害者の外国人で同国人」と言う事件の要素もあったでしょう。
私も永山基準についての知識は有ったので「被害者のお母さんの気持ちはわかるけど、死刑は無理でよくて懲役だろうな~」と思っていたらそれ以下の量刑の「懲役20年」になってしまいました。
一人っ子政策(ひとりっこせいさく)とは中華人民共和国における人口抑制政策。特に1979年から2014年まで実施された。
Wikipedia
中国の家族関係は「儒教思想」の影響が強く、両親は子供を成人して就職するまで育て上げる一方、自分達の老後の世話も強く期待します。
その事も考えると、偶々この被害女性が「母子家庭」だったから「母親が強く犯人の死刑を求めた」のではなく、両親が揃った家庭でも「死刑判決」を求める署名活動をやっていたと思います。
また訪日する中国留学生で「1980年代~2000年代生まれ」の世代の人は、子供の頃日本のアニメを見て育ったとか、日本語が好きだからと言う「純粋な理由」で留学先に日本を選んでいる人が多いようです。
ただ「金儲け」がしたいというネオリベ(新自由主義)的発想の人ならアメリカに留学していると思います。
日本国民が「国体」と「日本文明」として「死守」すべきは「皇統の純潔」と「死刑制度」
これが私の「譲れない日本文明の最後の一線」です。
「皇統の純潔」とは「万世一系男系男子による皇位継承」で今まで縷々述べてきましたので繰り返しませんが、「死刑制度」は「凶悪犯罪に対する強力な抑止力」として
効果を発揮して「世界に冠たる治安の良さ」を実現して死刑制度を廃止した他の先進諸国の「羨望の的」となっています。
国連を中心とした「世界の潮流」から死刑を廃止する先進諸国が増えていますが、死刑を廃止した国の世論はほぼ例外なく後悔しています。
理由は「死刑を望む被害者遺族の心情に寄り添えず」また刑期を終えて出所した犯人の再犯が絶えないからです。
西側先進国で「死刑制度」を残しているのは日米韓の三国のみです。
しかし、韓国は制度そのものは残していても、もう十年以上も死刑執行は行っていません。
韓国における死刑
韓国では死刑執行方法は「絞首刑」としているが、軍刑法では敵前逃亡や脱走、抗命罪に対し最高刑として「銃殺刑」が規定されている。また国家反逆罪では最高刑は死刑である。犯行時18歳未満の場合、死刑は宣告されず最高懲役15年に処せられる。
また身体障害者と妊婦の死刑は猶予される。
現在、1997年12月30日に23人が死刑執行されたのを最後に、金大中政権発足以降は死刑の執行命令はない。
死刑を廃止するよう刑法が改正されておらず、2010年2月25日に韓国の憲法裁判所は死刑制度を合憲とする決定をしている。
Wikipedia
左派リベラルだった金大中以降ですからもう25年間刑の執行が無いわけです。
画像は金大中(右)と小渕総理
アメリカは死刑は「条件付き合憲」ですが州によって廃止した州と存置している州に分かれます。
ただ情報を収集すると死刑を廃止した州では現行犯逮捕の際、「抵抗された」と言う理由で警官がいとも簡単に銃殺するケースが増えています。
何人にも裁判を受ける権利がありますから、これでは「司法制度」の意味が有りません。
西側民主主義国とは言えませんが中国は死刑制度があります。
中国の死刑制度
清王朝以来2019年現在でも死刑制度を維持しており、執行件数は世界中で最も多いとされる。ただし、中国は死刑執行件数を公表しておらず、正確な件数は明らかとなっていない。
Wikipedia
「江歌事件」は犯人の身柄を中国に送還して中国で裁判をやらせるべきだった
そうすれば「被害者の母親」の望み通りの判決が出て、中国の国民感情も納得したでしょう。
日本人でも矛盾を感じる「永山基準」
「永山則夫事件」のケースは犯行が起きた1968年(昭和43年)当時「死刑廃止の世論」があったことと「少年法の縛り」があったとはいえ、被害者4人に達する「連続射殺事件」だったので遺族や世論の極刑を求める声も強く当時の最高裁の判事も「苦慮の末の落し所」だったのだと思いますが、判例としての強い影響力があり、現在に至るも「死刑相当」と思われる事件でも高裁で「無期落とし」と言われる第一審の「裁判員裁判」で死刑判決が出ていても「無期懲役」に減刑される理不尽なケースが多発しているので、なるべく早く「永山基準」を「上書き修正」する最高裁の「名判決」を期待しています。
今回の記事で言いたかったことは「外外凶悪事件(私の造語で被害者も加害者も外国人で同国人の場合の凶悪事件)」は
①犯人の収監機関にかかるコストの血税負担の軽減の為の犯人の強制送還
②被害者遺族の心情に添い、国民感情に添った裁判をする為の強制送還
を提言したもので、法務省の刑事局に問い合わせて意見を聞いた際に「そういう考えがあっても良い」と言う反応を貰ったので読者様達と共有したくて、ツィッターの無い様に加筆してブログの記事にしたものです。
以上
記事トップ写真は最高裁大法廷