無限拡散|抗争|余命三年時事日記2016年④書籍検証(1)

※2016年03月より半年にわたって繰り広げられた、伏見顕正と余命三年時事日記との抗争の実録です。

ブログ【伏見顕正】2016年03月14日 書籍検証1

全ページ精査、間違いだらけ、全点指摘(怒)転載フリー

気になったので、自称ベストセラー本の「余命三年時事日記」を前書きから、

あとがきまで、一行ごと読み、「書籍」と言えるのか、チェックしました。

昨年、7月8日以前の、ブログの出鱈目ぶりから、直感的に、間違いが少なからずあるだろうと思ったからです。

案の定、「致命的な間違いばかりでした」(怒)それも山ほどある。

① 事実誤認

② 根拠が怪しい記述

③ 歴史事項の中学生レベルの間違い

④ 現在の政治情勢に関する、訂正可能だった誤認の、放置

⑤ 呆れるほど幼稚な国語力

 

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★先ず、強い印象を受けたのは、証拠写真も図もグラフもない、「文字の羅列」だけの本。

私は、読書家で、現在まで数百冊の書籍を読破しました。日本人の作家から、外国人の作家まで、最低限いえることは、先ず「日本人の本ではない」という事と、「著者が、何らかの精神的問題を抱えているのではないか」という疑念です。

私のブログの読者は、比較的、高学歴、専門的職業の人が多いです。

ある、精神病院の理事長の方が、メールをくれましたが、「私も、閉鎖以前の余命ブログを見たことが有るが、統合失調症の患者の作文に似ている。

びっしり文字だけで埋めている。

 

周りを自分のために、どう利用するかという起点からすべての言動思考が構築されているので、嘘をつくのが上手い。

相手ごとに、自分に同調し同情する話を作って奉仕させるということに関しては多大なる才能があると思った」

それでは、個別に上げていきます。

(誤)P19、4行目「先般の、英、アフリカ首脳会談において、謝罪は一切なし」

(正)先般がいつを差すのかわかりませんが、2006年、英国のトニーブレア首相は、「奴隷貿易」に対して「深い悲しみ」を表明しています。
★立ち話なら、いざ知らず、出版する書籍で、しかも歴史的事実について「先般」などのいい加減な言葉を使う人はいません。

しかも、ブレア首相は「深い悲しみ」を表明した事実が有るのだから、歴史事実に反しています。書き言葉の使用が恐ろしく無知です。日本語が苦手なのでしょう。

 

(誤)8行~11行、「米国では、先住民インディアンども(中略)この具体的事例は、米、カナダに定住している初代余命の姪2人の報告」

(問題)在カナダ朝鮮人の、印象による伝聞です。いい加減です。アメリカ、カナダの権威ある公的機関のデータから引用すべきです。これ常識です。

 

(誤)15行~16行「原爆使用は、ハーグ陸戦条約の、付属書陸戦の法規慣例に関する規則では、(中略)使うことを禁じていることに反している」

(正)25条と、そこまで記述すべきです。

重慶爆撃・ゲルニカ空襲・ボンバルダメントディローマ・ザ・ブリッツ等々。空襲に関しては、制裁を受けたり、受けなかったり、という中途半端な状態が続いていたように見えます。つまり、25条は厳密に適用されていたわけではなく、むしろ形骸化していた可能性があります。私も、2発の原爆投下は、アメリカ政府に謝罪と賠償を求めたいです。しかし、それが実現したら、日本も、1938年の重慶爆撃については、中国に対して、謝罪と賠償せざるを得なくなりますよ。中途半端な国際法の知識をひけらかすべきではありません。

 

(誤)P22、3行~4行「特亜3国は(中略)暴発する確率はかなり高いと思われる。

(正)高確率の根拠が薄弱。私は、確率はかなり低いと思います。竹島問題にしても、海自の警備艇が島に近づいただけで、韓国当局はビビりました。海自は軍隊ではなく警察です。

尖閣にしても、1月両陛下がひぃりぴんに行った際、「あきつしま」を同行したため、防衛に空白ができました。早速中国の海警が了解近くに来ましたが、甲板で、女の写真撮影をして終わり、帰っていきました。本当に、尖閣を奪取する気が有るなら、もうとっくに上陸しているでしょう。

中国では、国営TVのCCTVが、毎日「今日は尖閣の領海内に何回侵入した」と報道していますが、国民は「一度ぐらい上陸してみろ」と馬鹿にしています。
賢明な中国ネットユーザーは、毎日の放送が「国民の不満を外にそらしたいためだ」と知っているのです。

 

(誤)P26、7行~9行、「米韓相互防衛条約の終了確認(中略)サクラを大挙動員して、格好をつけた。新聞一面が合成写真・・・」

(正)「サクラの大挙動員」「合成写真」の根拠は?「合成写真」と言うのなら、せめて、その写真を掲載するのが常識でしょう。

 

(誤)P29、3行~4行「南北どちらが勝つにせよ(中略)韓国、北朝鮮は、中国の反属国と言う形になる」

(正)北朝鮮は、ともかく、韓国はなりません。昨年末の「日韓外相会談」の目的は、アメリカが、韓国を中国から引っぺがして、アメリカ陣営に戻す目的でした。12月15日の事務レベル会議で決まっていました。この本の初版は、12月17日、政界にパイプが有れば、訂正することはできたはずです。

 

(誤)P33、6行~7行「公表はされていないが、26DDHで(中略)なるらしい」

(問題)「公表されていない」ことを、政府要人でもない、あなたが、何故知っているのですか?

同様に「オフレコだが」も多用していますが、この慣用句を使えば、どんな出鱈目でも言えます。

 

(誤)P38、「日韓は竹島という武力紛争に発展しかねない(略)

(問題)韓国側に日韓戦争をやる気の気配は有りますか?具体的な戦争準備をしている事実は有りますか?私はそういう情報も聞いたことが有りません

 

(誤)P41、1行~3行「韓国輸出入銀行(中略)同検索しても、銀行法の適用を受ける銀行ではヒットしない」

(正)あたりまえじゃないですか?「銀行法」は日本の法律で、対象は日本の銀行です。

 

(誤)13行~14行「一方で、金による徴兵免除も(中略)真偽のほどは明らかではない」

(問題)真偽が確認できないことを本に書くのは馬鹿ですよ。

 

(誤)P52、5行~6行「ソフトバンクの孫正義がアメリカに国籍を取得したそうだ」

(正)大嘘、「グリーンカード」を取得しただけです。永住権の取得には5年かかります。こんなの常識ですよ。そもそも、事実を確認しないで、「そうだ」で本を書くな。

 

(誤)P52、16行~P53、1行、「日本の担当者が犯罪者の強制送還(中略)拒否してきた」

(正)日韓基本条約の日韓地位協定で、「犯罪者の強制送還」のハードルを高い条件で飲まされたからです。

 

(誤)P53、5行~6行「その骨子は従前認めてこなかった犯罪者、ヤクザについて、(中略)アンビリーバルナそうな」

(問題)本文を全文打つのが馬鹿らしくなってきました。省略した部分が信用できない。超初耳。いい加減な伝聞を「そうな」で書くな。

 

(誤)6行~7行、「韓国のどのレベルから、(中略)想像もつかないが(中略)まったくガセでもないようなだ。」

(問題)想像もつかない、カゼでもないようだ・・・・「妄想日記」レベルですね(笑)

続きます。

無限拡散|抗争|余命三年時事日記2016年⑤書籍検証(2)

 

 

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