四柱推命 大相撲と文昌貴人の謎
昨日の記事で、縷々(るる)述べましたように、「伏見流四柱推命」において、吉凶星の「文昌貴人」の解釈について、言わば「コペルニクス的転換」が生じて、鑑定技術と鑑定思想が一気にグレードアップしました。
きっかけは、定住読者様なら御存じのように、3年前の(早いもんですね~)2018年の年明けから、「貴ノ岩暴行事件」に端を発した「大相撲大動乱」シリーズを連載していました。
お陰様で好評を博したシリーズなので書籍化するために、再編集していたところ、保存していた定住読者様からのあるコメントに気付きました。
そのコメントは、「お相撲さんって文昌貴人が多いんですね」と言うものでした。
私としては、「そう言えばそうですね」と返すしかありませんでした。
今から思うと私のコメ返しに対して、その読者様から、「どうして多いのですか?」と質問されなくてラッキーでした。
何故なら3年前の私の鑑定技術では、明快な解説が正直言って不可能だったからです。
「このお相撲さんも文章書いたら意外と上手かもしれませんね」では、プロの四柱推命鑑定者としての回答になりません(笑)
★しかし、膨大なデータを参照すると、文昌貴人の本質が浮かび上がってきました。
★万能の吉星・天乙貴人以上の吉星かもしれません。
結論から言うと「命式に文昌貴人を持つ力士」は、出世した外国人力士に多いです。
この現象は世に言われる「大相撲のウィンブルドン化現象」とも深い関係があります。
構成は・・・・・・
前半;2018年1月の連載記事の再編集と加筆
後半;21世紀になってからの上位力士(横綱、大関)の命式と文昌貴人の関係
となります。
新たに追加した命式は
・双葉山(横綱、昭和の角聖)
・初代若乃花(横綱)
・朝青龍(横綱)
・琴欧洲(大関)
・把瑠都(大関)
・照ノ富士(大関)
・小錦(大関)
尚、上位を狙う日本人力士については、3年前に推した3人の日本人力士が、その後二人が引退、一人が大関陥落、執筆中にも大関朝乃山が「新型コロナウィルスガイドライン違反」で事実上の引退勧告ということでショックを受けたので、今回は割愛しました。
悪しからずご理解ください。
その他、本書で扱った有名力士たちの命式の補助説明として下記の著名人の命式を載せました。
・スレイマン大帝(オスマントルコ帝国最盛期の皇帝)
・落合博満(プロ野球三冠王、中日球団監督日本一一回)
・松坂大輔(甲子園春夏優勝投手、西武ライオンズ日本一、ボストンレッドソックスでワールドシリーズ優勝)
・セリーナ・ウィリアムズ(現在、史上最強の女子プロテニスプレイヤー)
・デビッド・ベッカム(プロサッカー、イングランド代表)
・アラン・グリーンスパン(元FRB議長(アメリカの中央銀行総裁、日本だと日銀総裁))
・マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者でオーナー)
どうぞお楽しみください。
伏見顕正