現在、1980年代の日本のヒット曲が「シティポップ」としてYou Tubeで世界中で大絶賛されています。You Tubeを見ると主に英語圏ですが多数の外国人の音楽愛好家が竹内まりやや山下達郎、杏里などを聞いてリアクション動画をアップしています。
字幕なしの日本人の視聴者を意識しない番組構成なので「やらせ」ではないことがわかります。
「シティポップ」が注目され出した世界史的背景を知るにはこの外国人の解説動画がお薦めです。
シティ・ポップとFuture Funkの台頭
御興味のある方はお手数ですが、番組の設定ボタンで
①英語字幕を表示する
②日本語に翻訳する
の2ステップで日本語字幕で解説を聞くと結構こなれた翻訳が聞けます。御存じの方も多いと思いますが念の為以下にマニュアル形式で手順を示します。
■先ず字幕を表示する
■英語字幕を表示する
■表示された英語字幕を日本語に翻訳する
■「自動翻訳」を選択する
■「日本語」を選択してクリックする
■日本語字幕の完成
白人キリスト教文明の限界と「日本文明」に解を求めようとする欧米先進国
この番組の言いたいことは、2016年が「世界史的な分水嶺」に立っているという事です。
欧州にイスラム難民が大量に押し寄せてパリでは大規模テロ事件も起きた。
「唯一覇権帝国」アメリカの打つ手打つ手が悉く裏目に出てアメリカ国民は自信を失い未来に対して不安と恐怖を抱くようになる。
イスラムによる「歴史の復讐」に耐えられなくなったEU諸国はカオスに陥る。
そこに現れたのがアメリカではドナルド・トランプと「トランプ現象」
イギリスではジョンソンによる「ブレクジット」とポピュリズム(大衆迎合主義)
トランプもジョンソンも失脚しました。
「視界ゼロ」に陥っていた白人キリスト教徒がYou Tubeを無作為に検索していて偶然遭遇したのが
イラストを見ればすぐわかりますね。そこはまだCDも普及していない、カセットテープ(ラジカセとウォークマン)とレコード盤時代の1980年代の日本です。
そして「楽観主義」に充ち溢れた80年代とバブル景気の日本の「シティポップ」ヒット曲のジャケットカバーです。
シティポップについて解説する多くの記事の「共通見解」は2018年にYou Tubeに「違法アップロード」された竹内まりやの「プラスティック・ラブ(1984年)」が
バズリ、You Tubeのレコメンデーション・アルゴリズム(推奨アルゴリズム)によって世界中に拡散されたことがきっかけだという事です。